2024年 4月 26日 (金)

「少年画報」昭和35年正月号復刻版5500円―テリー伊藤ひとり大興奮

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   キャスターのテリー伊藤1人が興奮している。前に並んだのは、昭和35年の「少年画報」正月号と付録。これが復刻されたというのだ。表紙の少年の絵を指して、「私がちょうどこれくらい、10歳だった」

   分厚い本紙の他に、10冊 の小冊子があるが、これが全部付録。「赤胴鈴之助」「まぼろし探偵」などなど。当時の値段は150円 だったが、復刻版は5500円。「エーッ」「すごーい」とみな驚き、若い人には実感がわかないらしい。

「赤胴鈴之助」「まぼろし探偵」「マグマ大使」

   テリーは内容も解説。当時一番の人気は相撲で、横綱柏戸などがグラビアになっている。その前年に初めて月の裏側の写真が撮られたことで、画家・小松崎茂のイラストで月面に宇宙船が着陸している様が描かれている。むろんアポロ計画のはるか前のことだ。

   テリー「小松崎茂って知ってます?」

   「……」

   「仮装写真コンクール」なんていうのもあって、人気だった「まぼろし探偵」(桑田次郎作)の扮装をした読者の写真を並べている。奇妙なメガネと帽子に白いマフラーといういでたち。

   テリー「これが人気だった」

   広告には「長嶋選手サイン入りのバックル 〒共350円」なんてのが出ている。

   「少年画報」は昭和23年 の「冒険活劇文庫」がスタート。25年に「少年画報」と名前が変わって、「赤胴鈴之助」「マグマ大使」「怪物くん」など人気マンガを連発し、33年には80万部を誇ったが、昭和46年に休刊になった。復刻版の35年は最盛期にあたる。少年画報社はいまもあり、このところいくつか復刻版を出して成功したらしい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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