猫も杓子もカバーアルバムの今年、これだけは絶対アタリ!

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   やはり、危険信号の予感は当たっていた。先日、ウイルス性胃腸炎にかかってバタン。ウンウン唸り忘年会もいくつかキャンセル。激痛に見舞われた年末序盤戦。思えば、今年1年も早かった。そんな中、音楽業界をちょっとプレイバック。

   今年は2匹目のドジョウよろしくカバーアルバムがこれでもかと大量リリースされた。あの人がカバーするのはわかる。でも、この人は出さなくてもよかったのにと思えるような歌手まで、誰もかれもがカバーアルバムをリリース。まさにカバーアルバム旋風に多くのアーティストが乗っかっていった2010年である。

   ついにこの人まで!と思えたのが往年のガイタレ、サリナ・ジョーンズ。あの低くちょっとハスキーな渋い声のサリナさんが、いったい何をカバーするのかと思えば、なんと尾崎豊の「I lOVE YOU」。某局の音楽祭と銘打った大型音楽番組の中でも、こちらもカバーアルバムが好調だったJUJUちゃんとデュエットしていたので、聞いたこともある人は多いはず。声質が異なる2人だったので、あのデュエットにはハテナが浮かんでしまったけど。

   このサリナおばあちゃま。出したカバーアルバムは全編J-POPカバーというから驚き。JーPOPという単語を使ったのも久しぶりで、こっちも驚くけど。「SALENA sings J-BALLAD」という何の説明も要りません、って感じのそのものズバリのタイトル。どうなんだろうかと思い聞いてみると、これが意外や意外、なかなか素敵! どの曲も完全に彼女の歌にしてしまっている。そのほかに収録されているのは、テレビでも披露した尾崎豊の「I LOVE YOU」からドリカムの「LOVE LOVE LOVE」やMISIAの「EVERYTHING」、古いところでは「ウイスキーがお好きでしょ」「五番街のマリー」「心の旅」。意外だったのがNOKKOの「人魚」やスガシカオの「愛について」。30代の私にはドビンゴな選曲。あぁ、青春時代と年末に少しセンチメンタルになってしまった。

   しかも、ジャズアレンジがこれまた寒い夜にはピッタリ。ずいぶんとオトナでジャジーな仕上がりになっている。関係者に聞いたところ、数多ある名曲の中から絞りに絞った11曲の中でも、「人魚」と「愛について」はすんなり決まったんだそうだ。

意外や意外…サリナ・ジョーンズのJ-POP

   先日開かれたCOREDO室町内三井ホールでのコンサート。サリナおばあちゃまは「PRIDE」や「SWEET MEMORIES」など、アルバムから数曲ピックアップして歌っていた。彼女のライブは2度目だけど、あの貫禄でサラ~っと何でもないように歌ってしまうのには、ホレボレしてしまう。大人の余裕がにじみ出ている。

   ライブ後購入したCDには、ちゃっかり彼女のサイン会にも参加。おばあちゃまはライブで披露した「五番街のマリー」の歌詞カード部分に、「LOVE ALWAYS」とサイン。そしてそれからは、このアルバムが我が家の夜の定番BGMとしてヘビーローテーション。ウイルス性胃腸炎の激痛を紛らわせるために、聞いていたのもこのアルバムだった。カバーアルバムは、オリジナル楽曲を聞いた当時の想い出も美しいアレンジとメロディーに乗せて運んできてくれるのが魅力的。ずいぶんと癒された。勢いが止まらなかったカバーアルバムブーム。その意義を身をもって年末に味わうこととなった。サンキュー!カバーアルバム。

モジョっこ

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