30、40代独身女性「20代でやっておきたかったこと」トップは…

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   ラジオ番組である大女優と仕事をした時のこと、彼女が番組終わりに印象的なことを言っていた。

「私は職業柄、今までで一度も履歴書なるものを書いたことがない。でも、履歴書を見たことはある。その時にふと思った。履歴書にはどうして『夢』を書く欄がないのでしょうか」

   たしかに、履歴書にそのような欄はない。己のことを知ってもらうために書く履歴書はいわば自分の『成分表』。どんな成分でこれまで作り上げられてきたかを記すわけだが、本来ならば将来に対して考えている夢も必要だろう。それは志望動機などではなく、単純に自分の『夢』とは何かを書く。経歴と夢が並ぶことで、意外とその人となりが第三者に分かりやすくなるかもしれないのに。ちょっとした目からウロコのようなものだが、妙に納得してしまった。

履歴書に「夢」書く欄欲しい

   彼女の話を聞きながら、履歴書の中で夢を書くのであれば、何を書くだろうかと考えてみた。いろいろ思いつく夢はある。だが、最初に上がってきた夢が、本当に自分がやってみたいことなんだろうと思う。私の場合は、「海外で仕事をする」ことだった。思えば、これはいつごろからのことだろう。余りにも古くからの夢で、いったいこの気持ちがいつ芽生えたのかがわからないほどだ。

   30歳を過ぎ、これからの将来を考えると、いつ日本を飛び出せばいいのか億劫になってくる。さらに、いまの仕事のキャリアを捨ててまでできるかなどと自問自答して、アクセルとブレーキを一緒に踏み込んでスカスカいっているような状況が長らく続いている。そのブレーキを少しだけ緩めると、夢に確実に近づくことも知っている。年齢や仕事など顧みずに、本当は今からでもまったく不可能ではないことも気づく。

   今月末に放送する特番であるアンケートをとった。「30歳までにやっておくべきこと」という類の書籍がワンサカ出ているが、私達が質問したのは「20代のころやっておきたかったこと」。30~40代の女性だけにターゲットを絞り、そこから彼女達の抱える不安や将来の夢を汲み取ろうという意図である。

   既婚女性では第1位が旅行、未婚女性の第1位は××だった。ちなみに結婚が第2位。まだ放送していないので詳しくは伏せさせていただくが、独身者の1位が結婚でなかったことには驚きだったが、今の女性たちの赤裸々な気持ちが反映された結果となった。

ブレーキゆるめればまだできる

   でもちょっと待てよ。既婚未婚限らず、女性達がやっておきたかったことっていうけど、これも今からでも確実に叶えることができる夢なんじゃないか。旅行は言うまでもなく、結婚だって今からだってすることはできる。ということは、20代の頃やっておきたかったということは、30代、40代の今でもやってみたいことでもあるのではないだろうか。いつだってブレーキを緩めれば、一歩前に進める夢。

   履歴書に夢の欄があったなら、もうひとつそこに付け加えてみたい。その夢はいつから思っている夢ですかと。そんな欄があればその人のことをもっとよく知る手だてになるのかもしれない。

モジョっこ

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