2018年 5月 22日 (火)

震災特番でうるさいほど流れるCM「ACってなに?」

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   民放の東日本大震災の緊急特別番組では、説教臭いCMが頻繁に流れるが、提供している「AC」とはいったい何なのか。経済産業省所轄の社団法人で正式には「ACジャパン」。以前は公共広告機構といっていた。放送、新聞、広告の各業界の千数百社が会員となり、「国民の公共意識を高める」ための広告を放送したり掲載したりしている。最近のテーマは環境問題、公共マナー、薬物追放、家族の絆、いじめなど。

   テレビ局はスポット広告として一般の企業広告と同様に放送しているが、今回の大震災のように、企業がCM自粛したときの穴埋めとしても使われる。東日本大震災では発生から1週間で延べ100時間以上が放送されていて、これは阪神・淡路大震災を上回る。CMの全放送時間の99%以上を占めており、ほとんどのテレビCMがACということである。

   ただ、あまりにも同じものが繰り返し放送されること、CMの最後に「エーシー」と明るく軽やかな音声(サウンド・ロゴ)が流れることから、被災者などからこんな時期にふさわしくないと苦情が出て音声削除作業を進めている。ACジャパンは目下、東日本大震災の被災者応援の臨時キャンペーンを急きょ制作中だという。(テレビウォッチ編集部)

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