「東電の想定甘い」中越沖地震でもワイドショー指摘していた!

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   2007年7月に新潟地方を中心に発生した「新潟県中越沖地震」でも、東京電力の柏崎刈羽原発が被害にあった。3号機の外側の変電施設が火災を起こし、6号機の使用済み燃料プールから放射性物質を含む漏水、7号機の排気筒から粒子状放射物質が排出、放射性廃棄物が入ったドラム缶約100本が倒れ、数本の蓋が開いてしまった。

   このとき、原子力研究所の元研究員・舘野淳はフジテレビ系「とくダネ!」(フジテレビ系)でこう指摘していた。

「絶えずポンプを動かして燃料棒を冷却していないと、チェルノブイリ事故のような大変な事故になる。自家発電装置があるはずですが…」

   その時も東電は「想定外の地震」と弁解したが、東電の想定はマグニチュード6・5、実際は6・8で、エネルギーとしては2倍も違っていた。コメンテーターとして出演していた作家の室井佑月は「もっと最悪の想定をしておくべきでは!?」と批判していたのである。

   はたして東日本大震災では自家発電装置や冷却装置が破壊され、まさに心配された通りの事態になったわけである。東電がワイドショーのコメントごときに耳を傾けるとは考えられないにしても、もしあの時、「最悪の想定」をしていれば、福島原発連続事故でもっと機敏に対処できたかもしれない。(テレビウォッチ編集部)

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