2018年 7月 22日 (日)

宮城県「がれき処理に3年」通常の廃棄物23年分

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   津波で破壊された家が道路の両側に瓦礫となって山積みされた被災地。その中には1万数千人の行方不明の人たちがいるかもしれないし、被災者たちの貴重な品々も埋まっているだろう。しかし、片づけないことには前へ進めない。

1県で阪神淡路越える

   2週間にわたり被災地を取材をして、笠井信輔アナは家屋の残骸を見るたびに「この瓦礫をどうするのだろう」と思ったという。

身内はつらい

   宮城県は28日(2011年3月)、この瓦礫処理の見通しを明らかにした。瓦礫の量は1500万トン~1800万トン。阪神淡路大震災の量を宮城県1県だけで超え、一般廃棄物の23年分にあたると見積もっている。

   県の計画では、取りあえず一時的な集積所を設ける。それが数十か所になるのか、100か所を超えることになるのか分からないが、1年がかりで瓦礫を集め、最終的には大きな集積所を作ってそこへすべて集め、作業が完了するのに3年かかるという。

車処分にも法律の壁

   キャスターの小倉智昭が「処理には重機を入れたりするでしょう。まだ行方の分からない身内の方々がその作業を見るのはつらいですね。竹田さん、所有者の分かっている車をどうするか法的に難しい問題もあるでしょうしね」と、竹田圭吾(Newsweek日本語版編集主幹)に聞く。

   竹田「ある種の超法規的処理を講じなければ手がけられない。国会で必要な法律があればどんどん進めていかないと」

   不自由な避難生活も4月1日には3週間目を迎える。まだ安否の分からない家族にとって、心残りはあるだろうが、新年度から復興へむけ気持ちを切り替える時期が来つつあるのかもしれない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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