2024年 5月 5日 (日)

「校庭放射能汚染」抗議辞任の内閣官房参与に説得力

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

国際放射線防護委員会の基準値1~5ミリ、官邸は20ミリ

   先に政府は学校の校庭の利用基準を年間20ミリシー ベルト以下と決めたが、これを不満として、小佐古敏荘・東大教授が内閣官房参与を辞任。「この数値を幼児に適用することは、学問上からのみならず受け入れられない」と涙を流して波紋を投げた。

   小佐古教授は「発電所の作業員の平均が1.5ミリシー ベルトですよ。昨年は20ミリを超えた人はいなかった」といい、会見に立ちあった原子力災害対策本部「助言チーム」座長の空本誠喜・民主党衆院議員も、「官邸でも20は高いという議論があったと聞いている」と話した。その空本議員がスタジオで説明した。

「小佐古先生はわたしと同じ広島出身で、国際放射線防護委員会の委員を12年間つとめた。委員会は1~5ミリとしている。これが認められなかった。納得できなかった」

   青木理(ジャーナリスト)は「気持ちはわかるが、なぜやめたのか。なかで発言した方がいいのでは?」と質問。

   空本「官邸の壁が厚く、1人では破れなかった」

   石原良純(タレント)「もう1回議論ということはないのか。外れたら議論ができるのか」

   司会の羽鳥慎一「数字のどっちを信ずればいいのか」

   原子力安全委員会は短い論議だけで決めてしまったともいわれる。だれかがわかる言葉で語らないといけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中