福島1号機「新たな工程表」に避難住民「またウソだろ」

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   福島第1原発の1号機でメルトダウンを起こし、格納容器の破損で東京電力は17日(2011年5月)、収束に向けた新たな工程表を発表した。

   それによると、格納容器を水で満たす当初の「冠水」計画を断念し、タービン建屋や原子炉建屋に溜まった汚染水を冷却して原子炉に再利用する「循環冷却」で収束を図るという。作業は7月中旬までのステップ1で、最小限の中止をしつつ格納容器の水漏れ箇所の修復を行う。10月~来年1月までのステップ2で、循環冷却システムで原子炉内の水を100℃以内にする冷温停止状態にする計画という。

   同じくメルトダウン状態になっているとみられる2、3号機の作業も同時に行うのかはっきりさせないで、ステップ1、2の日程は変えないというのもおかしい。

肝心なのは「帰れるのか、帰れないのか」

   第1原発20km圏内の双葉町から埼玉県に避難している被災者は、「それは期待してやっていただきたいと思います」という声の一方で、「あんなのウソだろう。ウソばっかりついているからな」という辛辣な見方も。

具体的な工程

   司会の加藤浩次が「(新たな工程表は)理論上はわかりますよ。汚染水を回せばいいというのは。でも具体的にどういう工程が行われるのか全く分からない」と不満げだ。

   弁護士の菊池幸夫も東電の対応に疑問を呈する。

「この工程表は1号機のですよね。2、3号機は手付かずで進んでいない。これからどういうふうにやっていくのか、どのくらいの期間がかかるのか。避難している人たちにとっていつ自宅に帰れるのか、違うところで人生を歩まねばならないのか、という大事な判断材料になるのにそこが分からない」

   キャスターのテリー伊藤「メルトダウンによってどういう影響があるのか発表もない」

   中途半端な東電の情報公開は相変わらず。やり玉に挙げられるのは当然だが、その反省がいまだに見えない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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