ワシントンDC記念堂「フラッシュ・モブ」逮捕に「やり過ぎだ!」

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   動画サイトのユーチューブでたびたび話題になる「フラッシュ・モブ」。公衆の面前で、いきなり集団的に何らかの意外なパフォーマンスを行うもので、人気動画になりやすい半面、周囲に迷惑をかける行為だなどと、なにかと議論の的になる。そのフラッシュ・モブがこのほど米国で、大捕物に発展してしまった。

「静かなダンス」で連邦裁判決に抗議

   現場は、米国の首都ワシントンDCの観光名所のひとつでもあるジェファーソン記念堂。独立宣言の起草者で第三代大統領もつとめたトマス・ジェファーソンをまつった静謐な場所だ。5月29日(2011年)、記念堂のなかで、あるグループが「静かに踊る」というフラッシュ・モブを行おうとしたところ、「Disobey(不服従)」というTシャツを着た男ら、ダンサー数人が警官に次々と押し倒されるなどして、拘束された。結局、5人が逮捕されたという。なかには警官がメンバーの首を絞めているような場面もあり、そうした様子をおさめた動画がユーチューブに掲載されると、警官の行動や逮捕が過剰ではないかと物議を醸し、警察署長が調査に乗り出す騒ぎとなった。

   逮捕されたグループは、抗議の目的でダンスを踊ろうとしていたという。きっかけは、08年に記念堂で行われたフラッシュ・モブで、このときも「静かなダンス」を踊っていた一人が逮捕された。そして2011年1月の連邦裁の判決で、このダンスは「言論の自由」に基づく表現ではなく、違法なデモと認定されたのだという。

   ちなみにジェファーソンは「(個人と州の)自由」を強く支持した政治家として知られる。ある視聴者はジェファーソンの文章の引用だとして、次のコメントをした。「もし法が不正であれば、人は反抗(disobey)する権利があり、またそうする義務がある」

ボンド柳生

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