反町隆史と加部亜門…ベタな難病ドラマもこの2人にゃやっぱり泣くぞ!

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   <グッドライフ(フジテレビ系火曜よる10時)>離婚、白血病の子供、おまけに父親までがんで余命いくばくもないことが判明し…。わー、お約束通りというか、ベタな設定だなあと思ったら、原作は韓国のベストセラーで「200万人が涙した」のだそうだ。こういう最初から「泣かせてやるぜ」という意欲満々で押してくるドラマで見る方をシラケさせないためには、なんと言っても出演者の演技力がポイントになる。さて、どうかしら。

カッコいい父親に健気な息子

   父親・澤本大地役の反町隆史はもともと演技力のある俳優だが、あのトヨタ・ヴォクシーのCM「男旅」など、すっかり「かっこいい父親」(それも男の子の父親ね)のキャラクターが定着した。私生活→CM→キャラが自然に結びついて成功している。

   最近は少子化対策もあり、イクメンを評価する雰囲気が広がってきた。子育てを分担してくれるという女の視点からだけでなく、子供(できれば息子)を持つことがかっこいいという男たち自身の価値観が広がってきているように思う。休日に外を歩くと、こころなしかいま日本で一番胸を張って歩いているのは男の子連れの若いお父さんではないかと感じる。反町隆史はこういうお父さんたちのイメージにピッタリなのではないかしら。

   子供の方はと言えば、羽雲(わく――このごろの人名によくある無理な読ませ方だね)役の加部亜門はどこまでもかわいい。色白でつぶらな瞳、アップになるたび、あまりにも密生した長いまつげに感動してしまう。その目を伏せながら、「ワックンがいないとパパはひとりぼっちになっちゃう」と、ママ(井川遥)との別れに耐える姿に、「わっ、来たぞ、来たぞ」と思いながらも、画面がぼやけてくるのを抑えられない私である。

原作は韓国のベストセラー小説

   母親役の井川遥はもっと若いころはふっくらしていて、やや野暮ったさもあったが、結婚して子供を産んでからはスッキリ洗練され、みごとに美しくなった。子供を置いて勝手に家を出るという設定の不自然さを、その美しさと演技力で忘れてしまう。

   原作が韓国だけあって、韓国人の医師や韓国の病院が登場するのも、東アジア国際化の現実を反映していてよい。これからはこのドラマのように、お互いに隣国のドナーから骨髄の提供を受けることもふつうになっていくだろう。

   
文   カモノ・ハシ
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