2024年 4月 29日 (月)

なんだかご機嫌な菅首相「なぜ辞めないといけないのかな」

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   菅首相の在任がきのう(2011年6月8日) で1年になった。小泉首相以後では最長となる。これを問われた首相は、「早いね」と屈託のない笑顔を見せていた。なぜ辞めないのかと「とくダネ!」が意地悪な取材をした。

   菅の政治家への道は、故市川房枝氏の選挙運動への関わりから始まった。当時27歳。3度の落選を経て、33歳で衆院初当選を果たす。曲折を経て厚相のときにエイズ問題で男をあげ、カイワレ大根を食うパフォーマンスで知られた。

伸子夫人「私と谷垣とどっちと議論する?」

   「とくダネ!」は当時を知る人を訪ねて、菅直人という人物のルーツを探った。 はじめが菅の最初の選挙で事務局長を勤めた田上等さん(61)。田上さんはいま破産してホームレス状態にあるが、「信ずるところを貫いた菅さん、 それができなかった自分」と対比させた。30年前に菅が言った言葉は、「政治の世界で大事なのは肩書きだ。1度手にしたら絶対に手放さない」だったという。

   カイワレを食ったのはO-157の風評被害を払拭するためだったが、これを進言したのは雑誌編集者の中川右介さんだった。30年来の親交がある。伸子夫人からこんなことを聞いたという。

「(責められる)予算委員会審議への出席をぐずっていたので、夫人が『ここで私と議論しましょうか、それとも谷垣とやった方がいいですか』と言ったら、出て行ったと」

   中川さんは不信任案否決後に官邸で首相と会っていた。

「元気で、飲んで…。なぜ辞めないといけないのかという素朴な疑問というのかな、元をたどると参院選での敗北だなと話していた。でもオレは辞めないぞといっていた」

   その理由を復興基本法、2次補正、公債特例法と税と社会保障の一体改革がクリアできればいいといっていた。中川さんは「任期は来年9月までだからと、それが前提でいる」という。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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