津波の怖さ伝え続ける宮古の紙芝居語り部86歳

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「大事なものを忘れたけど戻らないで逃げた。子どものころ見た紙芝居を覚えていたから」

   岩手県宮古市田老地区の避難所で35歳に女性が「いのちのてんでこ」の紙芝居で、大津波から救われたことをこう語った。

今回もいきた祖父お教え「赤沼山に逃げろ」

   この紙芝居を作ったのは86歳の田畑ヨシさん。昭和8年3月3日の三陸大津波を8歳の時に体験し、そのときの様子を紙芝居にして30年間も津波の怖さを子どもたちに語り続けてきた。

みの:普段からの心がけ

   田畑さんがスタジオで紙芝居を実演してくれた。聞いていると、てんでんバラバラに逃げて自分の命は自分で守れという「いのちのてんでこ」が実感として伝わってくる。

   明治29年6月の大津波を38歳の時に経験した祖父から、「地震があったら赤沼山へ逃げろ」と教えられ育ったという。その教えを守って助かったが、自宅は流されてしまった。

2度は経験したくなっかたのに…

「最近ようやく家のあったあたりに行くことができて、見たらスズランの花が芽吹いていて感激しました。おじいさんは明治29年と昭和8年の大津波を2度経験し、私は2度は経験したくないと思っていましたが、とうとう2度経験してしまった」

   ヨシは常に身近に置いているというリュックサックを持参した。大事なものが入れてあるという。

   「普段から心がけていなければいけないということでしょうね」という司会のみのもんたの問いかけに、ヨシは「子どもたちに伝えること、教えることが大切だと思う」と話した。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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