ここも問題原発「もんじゅ」初歩的ミスの事故装置引き上げに17億円

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   高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉内容器内に落下した装置の引き上げ作業が3度目の挑戦でようやく成功した。

   事故の原因は、長さ12メートル、重さ3トンの装置をつかむ器具のネジ緩みという初歩的ミス。引き上げにかかった時間は10か月、引き上げ費用は17億円という。

   あきれ顔の司会のみのもんたが「この費用はどっから出るの」。リポーターは「国からでしょ」

   みの「その国のカネはあなたのポケットから」

   こんなやり取りで、「もんじゅ」の事故を取り上げた。

設計チェックが機能してない

   もんじゅは原発の運転で溜まっていくプルトニウムを費消する切り札として実験が始まった。ところが、1995年のナトリウム漏れでは、事故を軽微に見せようと事故の模様を撮影したビデオテープ隠しなどが発覚、実験を中断していた。

修理費用は税金

   14年以上を経て昨年に実験を再開した直後に、今度は装置の落下事故が起きた。京都大学原子炉実験所の小林圭二元講師は、「初歩的な設計ミス。途中で気付くのが当たり前で、設計のチェックが働いていないのが重大な問題なんです」と話す。

総点検直後にまた事故

   こうした批判に対し、もんじゅの近藤悟所長は「ナトリウム漏れが再び起きないよう総点検をし、安全性を高める工事に数年かけた」と、釈明にもならないコメント。すかさずみのが、「この人に聞きたい。数年かけた結果がこれですか。そういうことを言っているようじゃダメですよ」

   もんじゅは冷却に水ではなくナトリウムを使う。ナトリウムは扱いが非常に難しく、酸素や水、コンクリートに触れただけで燃え、しかも毒性が強い。こんな初歩的ミスに気づかないようでは、再びミスを犯しいつ爆発するか分からない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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