2018年 7月 21日 (土)

東電株主総会「脱原発提案」会場は賛成多数、大株主は「事前反対」

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   9000人がつめかけたという昨日28日(2011年6月)の東京電力株主総会。3000人以上が会場に入れず、モニター立ち見などとなり、栃木からわざわざ来たが、席がないのでUターンした株主もいたという。

   注目された「脱原発」議案が挙手で採決の段になると、「少なくとも会場内では賛成の手を上げている人が多いように見えた」(高村智庸リポーター)。だが、会場の出席者の株数を優に上回る大株主などからの事前委任があるために、議案は――野鳥の会の目などを借りていちいち数えるまでもなく――あっけなく否決された。結局、「賛成」はわずかに8%だったという。

個人株主99%VS過半数保有の上位株主

   「東電には個人株主が74万人いて、(株主)数の上では99%だが、株式数の割合は44%」(テレビ朝日経済部部長・田畑正)であり、1%の大株主が56%の株を保有しているという。保有率3%台の株主上位には信託銀行、生命保険などの金融機関が並び、東京都も2.7%持っている。

結果は見えていた

   「結果は見えていたということですね」と赤江珠緒キャスター。

   「世の中はこうやって回っているのか。なんのためにみんなが集まって、手を上げるのか意味がわからない」。長年の東電株主で、今回はじめて総会に出席したという女性は、そう感想をもらしていた。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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