2018年 7月 21日 (土)

救急現場の映像電送で医師が指示-救命率上がるのに「予算がない」

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   一刻の時を争う救急救命の現場。これまでは救急隊と医療機関の間の情報伝達は主に音声によることが多く、傷病者の負傷状況の情報などが正確に伝達できないことがあった。最近では救急画像伝送システムが使われるようになっている現場を大竹真がレポートした。

やっと全国に20か所

   広島県呉市では、救急車内に取り付けられたカメラから送られてくる患者の映像を見ながら、医師が直接指示する。交通事故にあった80代男性の搬送で、脳内出血の有無や内臓損傷の可能性について、搬送中の救急隊員に救命センターの医師が指示する様子が紹介された。大竹によると、「同様の画像伝送システムが全国20か所以上で始まっています」という。

今後にかかせない

   司会の加藤浩次「もっと多くところで、こういうシステムを導入してもらいたい。このシステムが普及すれば、これまで助けられなかった命も助けることができる」

システム設置は病院負担

   コメンテーターの宮崎哲也(評論家)は「救命現場でこのシステムが広がれば、受け入れ先の病院でも、患者が運び込まれる前に色々な準備ができる。これは今後にかかせないシステムだ」と感心する。

   ただ、大竹はシステム普及に壁もあるのだという。

「設備投資の問題があります。自治体によっては資金援助をしているところもありますが、基本は病院側の負担。公的な助成体制の拡大が必要だと言われています」

   こういうことこそ、国が真っ先に補助・助成すべき事案だろう。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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