2024年 5月 4日 (土)

難しくなってきた市橋達也「殺意立証」―判断分かれる殺害前の会話

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黙秘で抵抗され検察捜査に穴

   司会の小倉智昭「あくまで弁護士の質問ですね」

   笠井信輔アナが「被告側の主張といっていいと思います」と解説した。

   奇妙なことがいくつかある。検察側はレッスン料を忘れたのは口実だとしているが、市橋は前の晩に恋人と明け方まで一緒で、寝坊してあわてたので忘れたと答えた。タクシーで着いた時、運転手に「5、6分待って」と頼んで断られているが、さらに「5、6分経ったら来てくれないか」と言っている。運転手は「電話してくれ」といった。タクシー でリンゼイさんを待たせて金をとってくるつもりだったというのだ。

   笠井「タクシーが待っていれば、事件は起きなかったかも知れない」

   性的暴行をするときコンドームを使っていた。そして、リンゼイさんが失禁してしまったため、浴室へ連れて行こうとしたが、「殺すつもりね」といわれたため、浴槽を和室へ持ってきて入れている。

   笠井「信じられない。お湯がはいったまま」

   そして、恋人に「1週間ほど会えない」とメールをしていた。弁護士の「1週間でリンゼイさんと人間関係を作ろうと?」に、「ハイ、そう考えていました」と答えている。そして深夜の惨劇になった。

   これらから若狭勝弁護士は「殺意を問うのは難しい」とコメントする。深澤真紀(コラムニスト)は「手記を読んだけど、いいわけも反省もしていない。人ごとのようで、何か人格が違うなと感じましたね。きのうのやり取りでもそう感じました」という。

   市橋は調べに対して黙秘を続けていて、検察当局も手記で初めてわかったことも多かったはず。そのあたりで検察に抜け落ちがあったのかという感じもする。

   きょう(8日)、リンゼイさんの両親が直接質問する。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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