2024年 5月 7日 (火)

セシウム汚染牛肉すでに流通―食べてしまっていても大丈夫か?

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

1キロあたり0・04シーベルトと微少だが…

   小倉は「1頭の牛を全部食べる人はいないが、どうなんですか」

   日本大の野口邦和講師は「なぜ出荷されたか」と言うだけで、安全については答えられないようだ。さらに、笠井が「4月下旬以降、福島の指定区域から1万頭以上が出荷されている。福島産は食べるのはひかえたほうがいい」なんていう。野口講師も「今の検査は意味がない。問題はエサだ」とそっちの話ばかり。

   笠井も無神経な発言だったとようやく気がついたのか、「すべての牛が危ないということはないのだが」とフォローしたものの、「不安は残る」とやはり元の木阿弥だ。中野美奈子アナが「1キロ食べても0・04ミリシーベルトで問題ない」という。食物などからの自然摂取量が年間0・25ミリシーベルトなのだから、問題になる濃度ではないのだが、それをはじめに言わないで「福島産には気をつけよう」はないぜ、笠井さん。ただ、「不安だ」が本当に風評被害なのか、本当は危ないんじゃないかというような、政府やメディアが言う「安全」にまったく信頼がなっていることが一番の問題だろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中