前田敦子「男子高校生」ドラマ 初回視聴率は惨敗

   夏ドラマが次々とスタートしたが、初回の人気はどんなものなのだろう。視聴率（ビデオリサーチ調べ）で最も高かったのは「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」（フジテレビ系火曜よる9時）で15・4％。次いで「全開ガール」（フジテレビ系月曜よる9時）の14・6％、3番目がやはりフジテレビ系の「チーム・バチスタ3　アリアドネの弾丸」（火曜よる10時）の14・2％だった。

   トップ3はいずれもフジテレビ系というわけだが、これに続くのが「ブルドクター」（日本テレビ系水曜よる10時）の13・9％、「華和家の四姉妹」（TBS系日曜よる9時）の13・5％、「ドン★キホーテ」（日本テレビ系土曜よる9時）の11・7％、「美男（イケメン）ですね」（TBS系金曜よる10時）の10・9％、「それでも、生きてゆく」（フジテレビ系木曜よる10時）の10・6％だった。

   AKB48の前田敦子が男子高校生に化けてイケメンを追いかけたり、途中から視聴率が急上昇した「マルモ」の後番組だったりということで話題になっている「花ざかりの君たちへ～イケメン☆パラダイス～2011」（フジテレビ系日曜よる9時）は10・１％とやっとふたケタ乗せという「惨敗」だった。

   これから、テレビ朝日系の「陽はまた昇る」（木曜よる9時）などが始まるが、春ドラマの「JIN－仁－」（TBS系）のようなダントツ人気のドラマはなく、ドングリの背比べになりそうだ。（テレビウォッチ編集部）