たちどころに食品汚染度わかる「放射線測定器」登場!

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「『汚染牛肉』。痛ましいですねぇ、こういうタイトル」

   司会のみのもんたが嘆息する。牛肉の放射性セシウム汚染問題が全国ブランドの「前沢牛」にも広がり、福島、宮城に続いて、岩手県産の牛肉にも出荷停止の指示が出た。消費者の不安は広がるばかりだが、食品汚染検査の新兵器を「朝ズバッ!」が紹介した。

箱・袋に入っていても12秒でOK

   独立行政法人「家畜改良センター」が8月(2011年)から始めたシステムは、ホームページで汚染肉かどうか簡単に検索できるというものだ。店頭で売られている牛肉のパックなどに付いている10桁の個体識別番号を入力すると、(1)回収対象(規制値を超える放射性物質が検出された牛肉)(2)追跡検査対象(検査がまだ行われていない)(3)回収対象外、と表示される。(1)(2)の場合は近くの保健所に連絡してほしいとしている。

杉尾:初動の間違い

   牛肉汚染の問題が起きてから、各地の検査施設には検査依頼が殺到。不眠不休態勢で対応しているが、食品を扱う販売業者向けの測定器にも新兵器が登場した。これまでは30分以上かかっていた検査が、わずか12秒で済むという。富士電機が開発したもので、食品が段ボールや袋に入っていても、測定器をくぐらせるだけでセシウムやヨウ素の数値が出て規制値内かどうかがわかる。1時間で200箱の検査が可能だ。

   セシウム汚染の稲わらをえさとして与えられた疑いのある牛は3000頭に及ぶといわれる。出荷停止となった福島、宮城、岩手県だけでなく、青森、山形、新潟、三重など自主的に全頭検査や全戸検査に踏み切る自治体も出てきた。

水素爆発直後に拡散予想公表していれば…

   司会のみのもんた「こういう事態になりましたねえ。何が原因だったのか」 コメンテーターの東京工科大学・尾崎弘之教授(専門・企業経営)は、「根本的には行政の基準主義の限界です。人間のやることだから、予想しないことも出てきます。宮城県の稲わらは対象外だったが、これが原因となった。基準を定めていないことも併せて想定しなくてはいけないのです」と厳しい。

   杉尾秀哉(TBS解説・専門記者室長)「スピーディによる拡散予測を早い段階で出しておけばよかった。そうすれば、自分のところは大丈夫だろうかと思ったかもしれない。初動の間違いがいまに響いている」

   みの「宮城県の稲わらというが、宮城といえば米どころ。今から言ってもせんかたないことだが、福島原発の建屋の上半分が吹き飛んだ時、放射性を含んだ何かが飛んだ」

   その影響はまだ計り知れない。これから始まる秋の収穫期に向けてまだまだ不安は尽きない。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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