2024年 4月 26日 (金)

野田首相がオバマ大統領に迫られた「とにかく成果出せ」

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   野田佳彦首相とオバマ米大統領の初めての首脳会談が21日(日本時間2011年9月22日)、ニューヨークで行われた。オバマは「同盟関係を21世紀に適したものとして近代化していきたい」と述べ、野田は「宿題を一つ一つ解決して安定した政治を実現するのが野田内閣の使命と考えている」と応じ、会談後「基本的には個人的な信頼関係を築く良いスタートを切れたと思う」と語った。

米側も大統領選控えて余裕なし

   「大きな一歩になるといいのですが、アメリカでは大きく報道されていますか」と司会のみのもんたが、ワシントン支局の津川卓史に聞く。

   津川「正直いって、そんなふうには報道されていません」

   ウォールストリート・ジャーナルが事前のインタビュー記事を載せたぐらいだという。会談時間も30分。通訳を交えてだから実質はその半分だ。しかも、後に国連加盟国による昼食会が控えており、延長はできないという設定だった。

   今回の会談で目立ったのはオバマのきつい調子。沖縄の米軍普天間飛行場移設についても、「結論を出す時期が近づいている。そろそろ解決していこう」と早期進展を迫った。来年の大統領選を控え、オバマとしては政権浮揚につながる実利を求めている。日本が全力でやりますと言っても、言葉だけでは信頼されるパートナーにはなれないという。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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