2024年 5月 4日 (土)

「放射能除染ビジネス」ぼったくりも心配される野放し

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

線量下がったかチェックできず

   そんな中、今月から福島県が主催して「除染業務講習会」を始めた。対象は除染業務に参入したい会社や個人で、定員100名に対し建設業者やビルのメンテナンス業者などから4倍近い申し込みがあるという。

   そんな業者5社が集まり、福島県内に「県放射性物質除染協同組合」も設立された。高圧作業車やビルの浄化装置を使い効率的に除染を行う。建坪20坪ほどの家屋の除染で10万~20万円と割高だ。

   一方、除染ビジネスを始めたばかりの業者は、約30坪ほどの屋根や壁の表面を洗いながして1万~2万円、20坪ほどの庭の草刈りで5万~6万円と安い。

   司会の小倉智昭が「これね個人で負担となるとアタマにきますよね」と負担問題に言及する。「Newsweek日本版編集主幹」の竹田圭吾は次のように言う。

「除染ビジネスニーズがあるので悪いことではない。ほとんどは真面目にやってくれると思うが、悪徳業者が入ってくる要素がうかがわれる。放射線量が下がったといっても誰もチェックしていない状況では、ボッタクリが出てきてもおかしくない。ルール作りが必要だ」
文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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