2018年 7月 20日 (金)

世田谷ラジウム「犯人は誰だ?」ワイドショー農薬説や旧日本軍説

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<今週のワイドショー通信簿>東京・世田谷のスーパーマーケット敷地で観測された高線量の放射能は、当初から福島原発事故とは無関係と見られたため、ワイドショーの興味は「なぜそんなところに放射性物質が?」に絞られた。

   テレビ朝日系「モーニングバード」は問題の敷地に40年前まで農業専門の短期大学や研究施設、学生宿泊所があったことから、「農業研究所の農薬か」と放射性物質を含む農薬が捨てられたのではないかという「農薬説」を指摘、日本テレビ系「スッキリ!!」も「大学の放射線育種研究説」と不法投棄説に傾いた。

   しかし、かつてあった大学で放射性物質を扱うようなことはなかったことがわかって、フジテレビ系「とくダネ!」は「地下鉄工事残土説」を提起。元地主の兄弟が、東京オリンピック当時、地下鉄工事の残土で湿地だったその土地を埋め立てたと証言したからだ。しかし、放射性物質がラジウム226とわかって、翌日は「旧日本軍の払い下げ? ドイツから大量持ち込み」と「軍用物資説」となった。旧日本軍は潜水艦内の計器などの蛍光表示にラジウムを使っていたからだ。

   TBS系「朝ズバッ!」は産廃業者の不法投棄もありうるとしたが、原因究明には踏み込まず、「茶色、黒色の古いビンを見つけたら要注意―まだまだ他にありそう」と、無難に撫でて終わった。(テレビウォッチ編集部

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