「島田紳助君に戻って欲しい」吉本社長の唐突すぎる「年頭挨拶」

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   正月早々、唐突な発言だった。吉本興業の大崎洋社長が昨日4日(2012年1月)、去年8月に暴力団との交際を理由に引退した元タレントの島田紳助の復帰を希望していることに言及したのだ。「つぼダネ!」コーナーで取り上げた。

「じゃあ、なぜ引退したのか」求められる詳しい説明

   大崎社長は大阪で行われた吉本興業の「創業100周年記念プロジェクト」発表会見のあいさつの最後に、「島田紳助君のことです」とこう語り出した。

ハードル高い
「私たちは彼の才能を惜しむものです。願わくは、社会の皆さま、ファンの皆様、マスコミの皆様のご理解を得て、いつの日か、私たち吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じております。この思いは私たち全社員、全タレント、全芸能人の思いでもあります。どうか、ご理解をいただきたいと思います」

   吉本興業の広報は「会社としての公式な発言です」とコメントしている。アナウンサーの田中大貴が「年頭あいさつ。このタイミングでなぜなのか、気になりました」と芸能デスクの前田忠明に聞く。

   前田は「非常に気になりますね。しかも、最後に唐突にこの話が出てきた。発言の中に、社会の皆様やファンの皆様の理解を得たうえでいつの日か戻ってきてほしい、といっている。ちょっと、あいまい部分があるが、まず復帰という問題をぶつけてみて、世間の反響を知りたい、マスコミの論調、同じ芸能界の反応はどうかをみたいということが含まれているのだろう」と発言の真意を解説する。復帰については、「いざ復帰となれば、では引退宣言にいたった大きな原因はどうなったのか、そういうことはクリアになったのか、こうしたことについては一切触れられていないので、ハードルはまだまだ高い」と懐疑的な見方を示した。

売れ行き落ちてる吉本興業

   司会の小倉智昭「吉本興業としては当然売り上げは落ちているでしょうから、戻ってきてほしい気持ちがあるかも知れないが、一般の人たちに受け入れられるかどうかでしょう」

   コメンテーターの福田和也(慶大教授)は、「話し方として、持ち出し方が唐突ですよね。やっぱり、(休業ではなく)引退でしたよね」と疑問を投げかける。田中も「企業のトップが唐突に発言することが社会的にどうかという疑念が残りました」と首をひねる。

   吉本興業としては観測気球を打ち上げたのだろうが、暴力団との関係について何一つ語らず復帰を希望するのは、世間を甘く見過ぎていないか。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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