紳助復帰待望に触れず「モニバド」吉本社長発言はぐらかし

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   吉本興業の大崎洋社長がきのう4日(2012年1月)、 暴力団幹部との交際を理由に芸能界を引退した元タレントの島田紳助(55)が「戻ってくれるものと思う」と述べて、関係者を驚かせた。

   吉本興業の100周年プロジェクトの発表の場で、「吉本が生き残れるかどうかはこの1年が勝負」と意気込みを語ったあと、続けて「あとひとつ、島田紳助君のことです」と話し出した。

触らぬ神に…

「私たちは彼の才能を惜しむ。願わくば、社会の皆様、ファンの皆様、マスコミの皆様のご理解を得て、いつの日か吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じております」「この思いは、私たち全社員、全タレント、全芸人の思いでもあります。どうかご理解をいただきたい」
100年凄い

   大崎社長はこう語り、「家族、仲間としての思いをストレートにお伝えしただけ」と言い、 紳助と会ったりメールが届いたりしていることを明かしたが、復帰について本人の意志は確認していないという。

   司会の羽鳥慎一「100年になるんですか。すごいですね」

   松尾貴史(タレント)は「100周年ということで、ぼくも夏くらいに芝居に出るんです」と話したが、みな紳助には触れず終い。触らぬ神にということだろう。

   ことの発端は、番組の失言で右翼とトラブルを起こして悩んでいた紳助に、テレビ局、吉本はじめだれも助けの手を差し伸べなかったことだ。進退窮まった彼を救ったのが暴力団関係者で、そこから関係を深めたとこがわかっている。いってみれば、吉本も遠因になっているわけだ。昨年から始まった警察庁の暴力団排除キャンペーンで、紳助がターゲットにされた時も、吉本はなす術がなかった。また、マスコミも警察の情報リークに見事にのせられた。

   それだけに、関係者の間では「はめられた」「芸能界を代表して犠牲になった」という見方がある。同時に彼の才を惜しむ声も根強い。大崎社長もこの日、「紳助さんが法律に触れたわけではない」といっていた。これが本音だろう。警察がにらんでいる以上、テレビ局もマスコミも簡単に「ご理解」なんか示すはずがない。 それを承知で精一杯の恨み節――そんな風に見える会見だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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