オウム斉藤明美「偽名逃走」なぜ取得できた?健康保険証

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   17年近く逃亡を続けた元オウム真理教信者の平田信(46)と斉藤明美(49) 両容疑者の、東大阪でのつましい生活ぶりがわかってきた。キーワードは整骨院、ノリ弁、DVD、健康保険証だ。斉藤が働いていた整骨院の診療時間は午前9時から正午と午後4時から8時。 昼休みの正午から午後4時に、斉藤は必ず同じ弁当屋でノリ弁2個を買い、整骨院宛の領収書をもらっていた。

   ノリ弁は290円。たまに390円のから揚げ・コロッケ弁。弁当店がレジのロールになった領収書から「これです」と探し出せるほど、きちんと繰り返されていた。最後が1月6日(2012年)で、この時に買った弁当は1つだった。平田はすでに出頭していたからだろう。店員は「しゃべらない人でした」という。店が出すスタンプカードやクーポンは必ず使った。整骨院宛の領収書も2個の弁当を怪しまれないためだったのだろうか。

ビデオ店の会員登録でも使用

   平田は一切外へ出なかった。整骨院が借り上げたマンションは1階 が玄関と風呂、2階がキッチンと6畳だけ。布団は1組しかなかった。警察の捜索で「男物がなかった」とされたが、弁護士は「当たり前」だとして、「外に出ないからクツは1足しかない。布団はひとつで、毛布3枚、 コタツとその掛け布団しかなかった」という。いつでも引っ越せるようにだろう。倹約と警戒は徹底していた。

なぜ簡単に?

   昨年11月にはビデオ店に会員登録して、2週間で28本を借りていた。その登録に健康保険証を提示したが、「吉川祥子」の偽名だった。なぜ偽名の健康保険証が取得できたのかを解説したが、途中に整骨院 が入っていたりしてかなりおかしい。

   司会の羽鳥慎一「そんな簡単に作れるものですか」

   田中喜代重弁護士は「申請の段階を通れば、後は機械的に作られる」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)は「住民票があれば作れる。その住民票も偽造できる」という。斉藤は「なぜか作れた」といっているというが、いきなり市役所で健康保険証を申請するというのはかなり奇妙なことだ。それを突破した手口は他の逃亡犯も使っている可能性がある。田中は「多分、ここが初めてじゃないと思う」という。他の居住地でも仕事に就く以上、健康保険証は一番の身分証になる。免許証と違って偽名が通る。

   田中「日本には総背番号制がない。通し番号のIDがないからこういうことができる」という。玉川あたりがひとつ偽名で試してみたらどうだ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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