2018年 7月 18日 (水)

トム・クルーズ吊り下げシーンしか見せ場なし―無理な設定に苦笑

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(c)2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル>ロシア・クレムリンで謎の爆発事件が発生し、その容疑がイーサン・ハントたちのチームにかけられた。米大統領はゴースト・プロトコル(架空任務)を発令、IMFの存在そのものが抹消されてしまう。イーサンたちは容疑を晴らすために困難なミッションに挑む。大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第4作だ。

   主演のイーサン・ハント役は引き続きトム・クルーズ。監督は「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バード。製作は「スーパー8」のJJ・エイブラムスが担当した。

世界1の超高層ビルで「外でしか通信使えない!」なんて…

   このシリーズをずっと見てきた人は「うーん」と最後に首をひねりたくなるのではないだろうか。アクションだけでいうなら、ジョン・ウー監督の第2作「M:IⅡ」にオープニングから負けているし、ストーリーならシリーズ第1作「ミッションインポッシブル」のラストの衝撃に到底及ばない。トム・クルーズはシリーズを重ねるごとに、ワイヤー1本でどんどん高いところから吊るされてきた。スタントなしで挑んだというから、プロ意識は素直にすごいといえるけれど、吊るされる理由をむりやり作るのはいかがなものか。

   最新テクノロジーを駆使した武器やハッキング技術で、わりと簡単にセキュリティを解除できるのに、変なところでアナログになる。「ここからはビルの外からしか通信ができない!」と、とりあえず世界一高いドバイの高層ビルの中に入ってからうろたえる仲間たち。仕方なく外からビルを登ってくれといわれ、カエルみたいに窓にへばりつく変な手袋を渡されただけで登り始めてしまうイーサン。思わず笑ってしまう。そこがこの映画の一番の見せ場で、その他にはイーサンの見せ場はとくにない。そんな苦笑してしまうところが今までにはなかった『斬新さ』ということなのだろうか。

   エージェントの中の紅一点、ポーラ・パットン演じるカーターが拾いもの。冷徹なブロンドの暗殺者、レア・セドュー演じるモローと繰り広げる激しい女同士のファイト、豪華パーティーで披露されるナイスバディ全開のゴージャスなドレス姿で色を添える。(配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン、TOHOシネマズ 日劇ほかにて公開中)

おススメ度☆

PEKO

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