「母子カプセル」出口の見えない子育て…なぜ子どもを怒鳴ってしまうのか

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   子育て中に子供が言う事を聞かないとついつい怒鳴ってしまう人が増えている。「私1日で30回くらい子供を怒鳴っている」とゲストの室井佑月は告白する。二児の父の中谷文彦アナが「母一人、子一人だと出口が見つからず怒鳴る事が増えて余計に悩んでしまう母子カプセルの危険」を警告し、「きょうは子育ての悩みと解決のヒントと裏ワザを紹介します」という。

思い詰めてしまう真面目で一生懸命な母親

   かつては、兄弟姉妹、祖父母、ご近所など、子育ての周辺にはいろいろな人がいた。さまざまなアドバイオスをしてくれ、相談にも乗ってくれたが、近ごろは母親と最初の子どもと1日中、部屋の中で一緒という母子が多い.これが母子カプセルだ。

   兵庫県西宮市の能丸香織さんは29歳で出産した。初めての子育てに真面目に取り組んだ香織さんは、得意の料理の腕を生かして離乳食はすべて手作りに。ところが、「娘は手作りの離乳食は嫌い。出来あいのベビーフードを喜びました」

   夫は海外出張が多く、母子2人の毎日が続く。

   香織さん「私は子供が好きでないのかもと考えると、そんな自分が許せなくなり、はけ口が子供に向かってしまう悪循環が1年以上続きました」

   そんな時、親子ヨガ教室に通い始めて、「どこの母親も苦労している様子が解って、気が付きました。全部受け止めちゃえばいいんだと」

   恵泉女子学園大学院の大日向雅美教授はこう話す。

   「母親が真面目であるほど思い詰めてしまう傾向にあります。一人では解決できない事は、周りの人と繋がることで出口が見えてくる事もあります」

お気楽子育てこんなアドバイス

   神戸市の児童福祉施設長の野口啓示さんが怒鳴らない子育ての裏ワザをアドバイスする。

   ★深呼吸―子供が何度言っても聞かずつい怒鳴った後、深呼吸して間を置く。これは親の感情のエスカレートを防ぐ効果がある。

   ★頑張り表―おもちゃの片付け、手洗い、歯磨き、洋服の着替えなど項目ごとにできたものを丸印を子供に入れさせる。ゲーム感覚で子供のモチベーションをあげる事で親の怒鳴る回数も減っていく。

   ★輪ゴム―日頃から腕に輪ゴムを1本巻き付けておき、ムカっとしたり怒鳴る寸前に輪ゴムを引っ張りパチンと腕を叩く。「これは自分が落ち着けと言う合図です。かなり効果的です」

(磯G)

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