2024年 4月 27日 (土)

ザック日本「アジア最終予選」組合せ厳しい―大きかったウズベキ敗北

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   きのう2月29日(2012年)、愛知・豊田スタジアムで開催されたサッカーのW杯アジア3次予選で、ザックジャパンがウズベキスタン戦に0対1で敗れた。最終戦進出は決まっていたものの、首位での予選突破はならず、最終戦で厳しい組合せになることが予想される。高校時代サッカーの選手でサッカー観戦が趣味という司会の加藤浩次が、「とれたて!丸ごとニュース」のコーナーで試合結果と今後の課題を解説した。

加藤浩次が解説「あの展開では宮市亮は出せない」

   「最終予選に向けて下を向いている暇はない」(キャプテンの長谷部誠)

課題ハッキリした

   「ホームで負けるということは、日本代表としてやってはいけないこと。口惜しい」(香川真司)

   選手たちはそれぞれ敗戦の弁を語った。前半にチャンスを作りながら、攻めきれず、相手側のワンチャンスで負けた試合だった。アナウンサーの森圭介が加藤に聞く。

「不安が残る結果となりましたね」

   加藤「まあ、課題が残ると考えるのか、課題がしっかり見つかって、気を引き締めて最終予選にのぞむことができると考えるのか、これは考え方の問題です」

   森「デビュー戦が期待された19歳の宮市亮選手はきのう出場しませんでしたが、このあたりは?」

   加藤「1点負けているというあの状況では出せなかったでしょう。出すとすれば岡崎選手に代えてということですが、1点取って追いつき、さらに逆転することを考えれば岡崎選手は代えることができなかった。ザッケローニ監督とすれば、勝っている状況で出したかったでしょうが、まあ次回、またチャンスがあると思いますよ」

オーストラリア・韓国「回避」のシナリオ崩れた…

   これで最終予選出場の10か国が決まった。最終予選は2グループに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームがW杯に出場する。3月9日に組合せ抽選会があるが、その前に新しい世界ランキングの発表があり、現在10か国の中ではオーストラリアに次いで2位の日本は、韓国と入れ替わり3位に後退する可能性が濃厚。となると、第1シードはオーストラリアと韓国の上位2チームで、日本はいずれかと同じグループに入り、強豪2チームのどちらかと必ず当たることになる。

   森「これは相当大きいですよね」

   加藤「でも、アジアのレベルは平準化しているので他のところも強いですから、楽な戦いはありません。ただ、日本チームはヨーロッパ組が多い。中2日で帰ってきて、時差がある中、試合をする。これ、もうちょっと考えなければならないかもしれない。国内組の調子のいい選手を使うとか、バランスを考えなければ」

   なかなか堂に入った解説ぶりだった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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