2018年 7月 21日 (土)

九州新幹線全線開通1年―経済波及効果に「県格差」

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   1年たって何が変わったのか。九州新幹線が全線開通してきのう12日(2012年3月)で1周年を迎えた。この1年間にどのくらい経済効果はあったのか。たしかに、九州でも沿線エリアはウハウハなのだが…。

指宿は観光客2~3倍、タクシーも土産物店もウハウハ

   博多―鹿児島間1時間19分、新大阪―鹿児島間3時間45分という時間短縮もさることながら、シックな車内、座席は2列ずつでゆったり、乗り心地満点という評判もあって乗客が押し寄せ、指宿など南部の観光地はウハウハ状態だそうだ。

全線開通じゃない

   JR九州鉄道事業本部によると、前年に比べて博多―熊本間で37%増、熊本―鹿児島間で65%増。新幹線開通で運行を始めた鹿児島から温泉観光地・指宿を結ぶ観光列車は、年間乗車率80%超という。

   この結果、指宿市内の宿泊客はこの1年で前年比16万人増えたという。市内の旅館の主人は「1年前に比べて伸びたのは関西や中国地方からのお客で、2~3倍に増えた」と話し、指宿市観光協会も「ホテルはもちろん、タクシー、お土産店がにぎわって、活気がありますね」と笑いが止まらない。

宮崎・大分側は置いてけぼりか…

   九州経済調査協会が経済効果を試算してみると、観光事業の総額としては前年比2500億円増えて2兆5000億円の消費があったと推計する。

   ただ、九州経済全体を押し上げる力になったのかどうか。司会のみのもんたが「宮崎、大分はどうなってるの?」と心配する。番組はそこまでは調べなかったようだが、みのが「私はね、九州新幹線全線開通という文句にちょっとね、ちょっと物足りないんです。博多、熊本、鹿児島から宮崎、大分を通って全線開通にして欲しいなって前にも言ったの…」

   確かに、左足だけ元気がよくても、右足が弱ってしまっては…。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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