2018年 7月 23日 (月)

千葉・勝浦でクジラ漂着死「地震の前兆か」地元は戦々恐々

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   房総半島の勝浦・興津海岸でおととい4日早朝(2012年4月)、クジラが1頭漂っているのを漁師が見つけた。やがて波消しブロックに打ちつけられ、昼過ぎに波打ち際で死んでいるのが確認された。体長8メートルの幼いメスのマッコウクジラだった。体はキズだらけで、痛々しく血がにじんでいた。砂浜に埋められたが、引っ張ろうとしたら重過ぎてワイヤが切れ、ショベルカーで転がさないといけなかった。

東日本大震災の前には茨城で54頭座礁

   発見者は「40年間漁師をしているが、クジラが座礁したのなんて初めて」という。住民からは「何かの前兆ではないか」と不安の声もあがる。千葉県沖では2月29日に震度4、3月19日に震度5の地震があった。昨年2月のニュージーランド地震の直前に、100頭ものクジラが打ち上げられ、地震の前兆だったのかといわれている。東日本大震災の前には、茨城県で54頭ものクジラが座礁している。関連があるのだろうか。

関係ないということ

   国立科学博物館の山田格さんは「地震とクジラの座礁を結びつけるデータはない」という。寄生虫の可能性もあるとみる。鴨川シーワールドの勝俣浩・副館長も地震とは関係ないという。「あるとしたら、1頭だけというのはおかしい。前日、前々日の風で吹きき寄せられたのかもしれない」

   クジラが発見された前の日は、爆弾低気圧の通過で海は大荒れだった。東京海洋大の加藤秀弘教授は「3日の大しけで体がついていけないようなことが起こったのかもしれない」という。たしかに05年7月、大型台風のあとに横須賀にツチクジラが打ち上げられたことがある。その台風では中国や台湾でもクジラの座礁が確認されていた。横須賀のクジラは解剖の結果、肺に大量の海水が入っていて、肺炎から方向感覚を失ったと推定された。

   司会の加藤浩次「地震とは関係ないということですね」

   取材した阿部祐二レポーターは「3人の専門家は口をそろえて関連性は低いと言っています」。このクジラのメスは20~30頭で集団行動しているのが普通で、何らかの理由で群れについていけなくなったものらしいという。

 

   キャスターのテリー伊藤「地元の人たちは地震を心配している。だから、すぐ埋めないで原因を調べたらよかった。病気だったとなれば安心する」

   加藤「でも臭いがあったりね」

   阿部「腐敗して臭いが出始めたので埋めたといってました」

   とりあえずは、地震とは無関係の方を信じておきましょうや。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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