相葉雅紀ダメ刑事はまり役!マツコ猫の罵詈雑言・叱咤激励で難事件解決

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三毛猫ホームズの推理(日本テレビ系4月14日よる9時)赤川次郎原作の同名小説の連続ドラマ化である。得意は料理と花の名前を覚えることで、花屋になるのが夢という落ちこぼれ刑事・片山義太郎を相葉雅紀が楽しそうに演じている。「一家に一刑事」の家訓に従い刑事になったものの、女性、高所、血、幽霊が大の苦手で、署内ではお荷物扱い。上司(尾美としのり)に怒鳴られてはへこんで、「刑事に向いてない」と辞表を書く日々だ。

原作の赤川次郎「まじめでおっとりしたところ主人公そっくり」

   ある日、義太郎が組織的詐欺事件の捜査で女子寮の張り込みをしていると、そこで厄介者扱いされている野良猫に出会う。名前をホームズといい、誰にでも飛びかかる乱暴猫だが、義太郎とはたちまち打ち解ける。ホームズは実は天才的な推理力を持っていて、義太郎は助けられながら難事件を見事解決するというお話だ。

   相葉ちゃんにとって、ゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となる。「話し方のまじめなところとおっとりしたところが、主人公に似ている」と原作者の赤川も太鼓判を押したという。なるほど、弱点だらけのダメダメ刑事役がぴたりとハマっている。ただ、相葉ちゃんは「笑わそうとは一切考えてない」そうで、真剣に犯人について思い悩む様が描かれる。

相棒のデブ猫ホームズが天才的な推理力発揮

   ホームズは二重あごのデブ猫で、擬人化して現れるマツコ・デラックスに瓜二つ。マツコホームズが放つ罵詈雑言、叱咤激励がこれまた笑わせてくれる。義太郎の妹役の大政絢が魅力的だ。気が強くて口の悪いじゃじゃ馬娘なのだけれど、人一倍兄思いのキャラをのびのび演じている。第1回目のゲストで犯人役のベッキーは、いつもの明るく元気ハツラツなイメージから180度変身した演技が結構怖かった。

   このドラマはひたすら相葉=いい人キャラ全開の物語だ。「人を疑うのが刑事」と後輩に諭されても、「人を疑うより信じたい」と照れずに言う。なにしろ、犯人にまで「どうしてそこまで人を信じられるの」とあきれられるのだ。だから、鋭い推理や激しい追及で犯人は追い詰められるのではなく、相葉ちゃんの一生懸命さにほだされ、いつの間にか自分から犯行をしゃべってしまうという展開だ。ミステリーでなく、コメディーとして楽しんでいただきたい。

知央

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