「汚染木くずお断り」東電火力受け入れ拒否―加害者だろ!

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「放射性物質が混じるものは受け入れられない」

   福島県内の木材を製材する際に出る樹皮などの木くずに放射性物質が検出され、処理に窮した業者が東京電力に石炭火力発電の混焼用に受け入れを要請したが、冷たく拒否された。福島県木材協同組合連合会によると、製材工場やチップ工場で木材を加工する際に出る樹皮などが、現在2万6000トンも処理できず山積みされたままになっている。今後も毎月4000トンずつ増え続けるという。

   そこで連合会は、東電に火力発電所で燃料の石炭にこれらの樹皮を混焼するよう要請した。石炭に混ぜる樹皮の量を加減すれば、放射性物質の濃度は基準値以下に抑えることが可能なのだが、東電側は拒否を続けているという。理由は「石炭灰にセシウムが少しでも混じると、引き取り先のリサイクル業者が受け入れを渋る。結果的に発電所の安定運転に支障が出る」というものだ。

林野庁も「事故当事者として法律で義務あるはず」

   連合会の宗形芳明専務理事は「原因を作ったのは誰だって一番いいたい。何の関わりもない製材工場やチップ工場はやりきれないですよ」と怒る。山積みになった木くずは、夏になれば自然発火で大規模な火災を招く怖れが出てくる。製材業者を指導監督する林野庁も、「東電は事故の当事者として、放射性物質の対処を法律(放射性物質汚染対策特措法)で義務付けられている。もう少し法を踏まえた行動をして欲しい」と指摘するが、東電は聞く耳持たない。

加害者としての自覚

   松木安太郎(サッカー解説者)が「原因を生んだところがこれではちょっと不満ですね…」と。東ちづる(女優)はもっと手厳しく「東電は、加害者としても自覚が、1年以上たってもちっとも変わらない。いつも唖然としてしまいますね」。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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