2024年 4月 29日 (月)

亀岡「10人死傷少年」軽い運転過失で送致―遺族納得できない

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悪質なのに適用できる法律がない

   元検事の大澤孝征弁護士がこう解説した。

「法律の書き方が『進行を制御する能力がない未熟な運転』と規定されていて、無免許と書いてあるわけではないんです。法律はあらゆる場合を想定して、要件がそろえば適応する。(無免許が未熟で危険運転となれば)免許更新を忘れても無免許になり、その場合も適用していいかとなってしまう。ただ、無免許自体が故意で悪質なのに、現状では適用するものがないために過失でやるしかないという問題もあります。
   僕は自動車運転過失致死傷罪の量刑が軽すぎると思う。最高7年を10年、無免許はたったの1年ですよ。5年に引き上げるとかしないとバランスが取れません」

   ニュースキャスターの宮田佳代子「いま変えないと、今回の事故が何の意味も残さないことになり、もったいない。矛盾に気付いた時に変えないとまた野放しになってしまう」

   大澤「われわれ法律家は、加害者である被告人の人権を重視してきたため、そちら側の視点に立った考え方が今も続いている。被害者側の視点に立った改革が必要でしょう」

   気づいているなら法律家は早く改革へ向け運動して欲しい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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