レバ刺し禁止に小倉智昭無念「すべての牛に0-157いるわけじゃない」

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   「もう4、5皿になりますよ」。12日夜(2012年6月)の東京都心の焼き肉店では、食べ納めというわけか生食用の牛レバ刺しの注文が殺到した。厚生労働省は飲食店に牛レバーの生食提供を禁止する通達を出した。牛レバーを客に提供するにはレバー内部を63度で30分以上か75度で1分以上の加熱、焼肉など生の状態で出す場合は加熱して食べるように客に伝えることを義務付けた。違反すれば2年以下の懲役または200万円以下の罰金となる。

食肉業界「30分も加熱したら佃煮」。焼肉店「レバ刺しは命」

   レバ刺し禁止となったのは、検査した173頭の牛のレバーのうち2頭のレバー内部からO-157が検出されたためだ。過熱以外に除去方法がないため禁止措置となった。ただ、この規制には反発も多い。食肉業界の団体からは「切り身のレバーを30分も過熱したら佃煮です」。焼き肉店店主は「牛レバー刺しは焼き肉店では命なんですよ」と訴える。

日本には生食文化

   東大農学部食の安全研究センターの関崎勉教授は、「いきなり厳しい規制をかけて『いけない』と言っても消費者は食べたくなる。闇で出回るとか、そういったところに対するケアがまだ不十分」と指摘する。

   キャスターの小倉智昭も無念そうだ。「0-157が牛の肝臓から検出されたが、どの程度の割合なのか分からないですからね。すべての牛に0-157がいればたしかにそうなんでしょうが、日本は生食の文化がある。その辺が難しい」

   173頭のうちの2頭で検出され確率は低いが、0-157が内部にいた以上は禁止せざるを得まい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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