年収1000万円のおばあちゃんもいる徳島「葉っぱビジネス」全国シェア80%

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   「週刊人物大辞典」コーナーで、葉っぱ生産で全国的に有名となった徳島県上勝町の葉っぱおばあちゃんたちを取り上げた。司会の羽鳥慎一は「上勝町はかつてはみかん農家が多い地域でした。しかし、1981年の大寒波でみかん生産は壊滅状態。これがおばあちゃんたちの葉っぱ生産のスタートとなりました」と紹介した。

大寒波でみかん栽培壊滅。4人でスタート

   元JA職員で葉っぱビジネスを提案した横石知二さんは、「短時間で収入が得られるものはないかと考えていました。そうでなければ集落が崩壊する。で、あるとき日本料理店に入ったら、近くにいたお客さんが料理の彩りに添えられていた紅葉を大事そうにハンカチに包んで持って帰ったんです。これはヒョッとしたらと思い、呼びかけてみました」と振り返る。スタート時のメンバーは4人だった。

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   いまや上勝町の葉っぱは全国の高級料亭などでツマモノとして使われており、「全国シェアは80%。年間売り上げは2億6000万円超で、1000万円を稼ぐおばあちゃんもいるそうです」(羽鳥)針木ツネ子さん(89)は毎日パソコンとタブレット端末を駆使して市場価格や天候などを細かくチェックしている。コメンテーターの長島一茂(スポーツキャスター)は「すごい。やっていることはアナログなのに、ハイテク機器を使いこなしている」と感心しきりだったが、「でも、タブレットって何ですか。知らないんだけど…」に一堂ズッコケ!

おかげで町から消えたもの「嫁との喧嘩」と「養老院」

   吉永みち子(作家)「これは逆転の発想ですよね。普段から豊かな自然に囲まれていると、その素晴らしさに気が付かない。そこにあえて目を向けたのは、みかん産業がダメになり、何とかしなくてはいう思いがあったのでしょう」

   羽鳥「でも、葉っぱビジネスの成功で失ったものもあるそうです。一つは葉っぱ集めに忙しく、嫁と喧嘩する暇がなくなった。もう一つは病院に行く時間がなくなった。仕事のおかげで皆さん健康で、養老院が町から消えたそうです」

   羽鳥らしいユーモラスにスタジオは爆笑となった。

   藤巻幸大(カリスマバイヤー)「これは新しい再生ビジネスのモデルですよ。過疎の町といえばマイナスイメージがあるが、それを高齢者のパワーでひっくり返した。こうしたパワーが全国に広がれば、過疎化の問題もなくなっていく」

   おばあちゃんたちの葉っぱビジネスは「人生いろどり」という映画になって9月に公開される。針木ツネ子さんも大杉漣の母親役で出演している。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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