大津市長「選挙で選ばれた市長でも教育に関われない。疑問感じる」

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   大津市の中2男子(当時13)のいじめ自殺事件で、皇子山中学校が昨夜12日(2012年7月) 緊急保護者説明会を開いた。約700人が集まったが、保護者の反応は「言い訳ばかり」「犯罪だという認識足らない」「こんな状態であずけられますか?」「先生を信用してない」と散々だった。

   生徒たちの反応はもっとクールだ。「早く収まってくれたら」「遅いと思う」「死ぬ前にやってほしかった」「(校長は)紙見てしゃべってるし、気持ちがこもってない」「いいかげんにしろ」

   またこの日、澤村憲次・教育長は会見で「生徒は警察の捜査を冷静に受け止めて、心配することなく問われたことに答えて」と述べたが、いじめと自殺の因果関係を問われて、「自殺の原因にはさまざまな要因がある。いじめも要因の一つだと思っている」と初めて関連しているとの見解を示した。

「教委に任せられないと判断して、外部の専門家による再調査」

   おととい、学校・教委の家宅捜索に踏み切った警察は、夏休みに生徒の聴取を行い、来月をめどに同級生3人を立件するかどうかを判断する。この件では、越直美・大津市長が調査に乗り出すと表明している。越は1月に市長に就任、2月に訴訟が起こされて当事者になった。真相解明につくしたうえで両親と和解したいと表明している。「朝ズバッ!」がその真意を直に聞いた。

これが現状

   視界のみのもんた「結論から聞いちゃいますが、市長の思いはどのあたりにあるんでしょうか」

   越「真実の解明が一番だと思っています。亡くなった子どものため、親のために…。学校・教育委員会の調査が不十分だったことを、ご遺族にはお詫びしたい」

   みの「市長はどこまで関われるのか」

   越「本来は教委の業務ですが、再調査を決めたのは、教委にはまかせておけないと判断したからです。外部の専門家による調査にしたい。警察が入ったのは残念だですが、強制力があるので真相解明にはなる。全面的に協力したいと思っています」

   与良正男(毎日新聞論説委員)「市が独自調査というのは異例だが、抵抗なかったのでしょうか」

   越「教委も能力に限界があって調査も不十分でした。選挙で選ばれた市長でも教育に関われない。疑問を感じています」

   みの「いじめと自殺の例はたくさんあった。が、因果関係ないが決まり文句になっています。今回、市長が動いたことで期待感がある。日本で最初のいい事例を作って下さい。期待してます」

「聴取でうちの息子が自殺したらどうするんだ」校長に詰め寄った一部保護者

   気になる報道もいくつかあった。読売新聞によると、事件のあとの昨年11月の保護者会で、加害生徒3人の聴取について、一部の保護者が「聴取でうちの息子が自殺したらどうするんだ」と校長らに詰め寄り、これで学校側はみるみる萎縮したという。

   みの「これが現状です」

   吉川美代子(TBS解説委員)「ここだけじゃなくて、似たようなことはある。モンスター・ペアレントなどの。学校が萎縮するのはわかるが、加害者になった子も親も考えた方がいい」

   与良「メディアも学校・教委を叩くと先生たちは被害者意識をもつと思う。それをズーッとやってきた。親の問題も突破していかないといけない」

   愛知県の中学では「自殺に追い込む会」を作って、「うざい」「死ね」などと繰り返していたという話も報じられている。「親の顔が見たい」が現実感をもってきた。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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