野田首相 勇み足?ホンネ?「消費増税反対議員は公認しない」慌てて取り消し

印刷

   大量の造反者を出した責任なのか、怒りなのか―きのう12日(2012年7月)の衆院予算委で、野田首相にちょっと勇み足の発言があった。次の衆院選のマニフェストに消費増税の方針を盛り込むという話に、自民・茂木敏充議員が「反対する議員を公認することはないですよね」と質問したところ、「賛同できないのなら公認の基準から外れる」と答えたのだ。

   ところが、その後に開かれた民主党の両院議員総会では、「マニフェストの原則論に沿って答弁したつもりだが、誤解を生むような状況になったかもしれない。すべての議員の参加で丁寧に公約を作っていき、公認候補は私だけではなくて、幹事長、県連の意向を踏まえて適正に判断する」とトーンダウンした。

   野田は消費増税法案成立への結束を呼びかけたが、「多くの離党者を出す深刻な事態に至った。代表として深くお詫びする」と謝罪した。会場に鳩山由紀夫元首相の姿はなく、法案に反対した議員からは「重要法案を仕上げたら、ぜひ後進に道を譲って、9月の代表選には立候補しないように」(福田昭夫議員)、「誰かが責任とらないといけない」(田中眞紀子議員)などきびしい意見が出た。

民主党議員の腹の中「早く野党に戻りたい」

   司会のみのもんた「どう思いますか」

公認せずが当たり前

   与良正男(毎日新聞論説委員)は「造反議員を公認しないというのは当たり前。かつて小泉さんはそれを通したことで国民の支持を集めた。グラグラしちゃダメ。こんな感じじゃないですか」と話した後、フリップを出した。「早く野党に戻りたい?」とある。

   与良「こう考えている議員、相当いると思う。野党の方が気楽なんですよ。反対、反対と言ってればいいから。ただ、その場合も自分だけは当選したい。かつて自民党は政権持ってることが求心力だった。いいかどうかは別だけど、責任感になっていた。(民主党には)それが感じられない」

   もう少しこの話を聞きたいところだったが時間切れ。ただ、言わんとするところはわかる。民主党政権の3年間、彼らは権力の意味も使い方もわからなかったようなところがある。他の党員よりもそれを知っていたと思われた小沢一郎「国一党首」は、執行部の足を引っ張ることにばかり熱心だった。彼も「野党化」していたのかもしれない。それがいま「国民の生活」だと。そんなものだれが信ずるか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中