大津いじめ自殺父親 暴行容疑で刑事告訴「いまだ加害生徒いじめ認識してない」

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   大津市でいじめを苦に自殺したとされる中2男子(13)の両親が、大津市と加害生徒らに対して約7700万円の損害賠償を求めている民事訴訟の第2回口頭弁論がきのう17日(2012年7月)、大津地裁で開かれた。

   大津市はこの日、これまでの「イジメが自殺の原因とは断定できない」という主張を撤回し、「因果関係を認める可能性が高い」と和解の協議を申し入れた。越直美市長も「学校と教委の調査が不十分でずさんだったとわかったので、 訴訟遂行できないと判断した」と話す。

   市長はまた、第三者委員会による調査も行う意向で、「因果関係があるという前提で十分な調査が必要だと思う」と述べている。市は委員の人選では遺族の意見を聞き、調査は4か月程度としている。

「うそ偽りなく警察に告げ、犯した罪の重さを認識し、息子への謝罪求める」

   加害者とされた3人の生徒の側は、口頭弁論でも「いじめはなかった」と主張している。亡くなった子の父親はきょうにも3人を暴行容疑で刑事告訴する。これについて父親は、「事実が解明され、息子の同級生に報告できることを望んでいます」とコメントした。父親は長文の手記を発表したが、司会のみのもんたがこれを読んだ。

先生怖かったが…
「裁判を起こしたのは、こうした悲劇が再び起こらないようにとの願いからです。この間にも悲しい報道がある。今も助けを求めている生徒はたくさんいる。学校、教育委員会の記者会見を見ていると、『もしかしたら息子は学校に見殺しにされたのではないか』という気がしてなりません。学校、市教委、大津市の体質に問題があると強く感じます。
   教育者自身がウソをついたり、事実を隠すという行動を生徒ちに見せてほしくない。これらを見ていると、再発防止には『学校任せ』では限界があると感じています。
   3名の加害者については、現時点でいずれもいじめをしていたという認識すらもっておらず、憤りを感じざるをえません。うそ偽りなく真実を警察に告げ、自らが犯した罪の重さを認識し、息子への謝罪をもとめていきます」

   みの「非常にわかりやすい」

   若狭勝(弁護士)「今回、関心が高まったのは隠蔽です。隠蔽は悪だという意識ですね」

「生徒観察してればいじめ発見できる。でも、方法知らない先生たち」

   スタジオに向山洋一氏が登場した。もと小学教諭、日本教育技術学会会長だ。「学級崩壊」「モンスターペアレント」の名付け親でもある。いきなりフリップを出した。「いじめをなくせるのは教師だけ」。教師が必死になくそうとしていないのだという。

   いじめの発見ではひとりぼっちの調査が面白かった。600人を各担任が1週間観察したがゼロ。もう1週間でもゼロ。そこで20分休みにだれといたかを1週間調べたところ、ずっと1人の子が23人もいた。そこで教師に聞くと、「乱暴だ」「ルールを守らない」などわかっていた。これができないと対処のしようもないのだと、向井は言う。

   みの「生徒を観察しようと思わないんでしょうか」

   向山「思いはあっても、やり方がわからない。システムが必要」

   みの「ボクらの時の先生は怖かった。信頼していた」

   どこで違ってしまったのかが、なかなか語られない。昔はシステムなんかなかったのだから。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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