2024年 4月 27日 (土)

出揃った福島原発事故の調査報告―「政府」「民間」「東電」「国会」どれが信用できるか?

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

依然わからない「地震の直接損傷」「水素発生の原因」

   これでこの事故に関する4つの調査報告がそろった。民間、東電、国会、政府の4つを並べて、司会のみのもんたが「どれを一番にしますか」

   三屋裕子(スポーツプロデューサー)「原発への地震の影響について、国会の事故調は影響があったといってます。それがわからないというのは不安ですよね」

   それぞれの総括を整理すると、民間は「官邸の危機管理が場当たり的で泥縄」、東電は「想定外の津波が原因」、国会は「明らかに人災」、そして今度の政府は「さまざまな問題点の複合」となる。

   みの「人災というのがわかりやすい」

   杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説・専門記者室長)「言葉がはっきりしてる。国会は政治的立場が鮮明。これに対して、他はいろいろ配慮が感じられ、論点がはっきりしなくなる」

   地震による機器の損傷でも見解は分かれた。民間は「考えがたい」、東電は 「ほとんどない」、国会は「損傷がなかったとはいえない」、政府は「認められない」だ。

   みの「津波だって地震だろうよ、違う?」

   杉尾「事故の最初のプロセスがどの報告書でもよくわからない」

   みの「建屋は吹き飛んでる」

   杉尾「でも、どうして水素が発生したかはわからない。燃料がどうなってるかも…。放射能が強過ぎて近寄れない」

   潟永秀一郎(「サンデー毎日」編集長)「にもかかわらず再稼働は先行している。事故から学ぼうという姿勢がどうなっているのか」

   けさの朝日新聞が「事故の責任を問われるべき人や組織や思想が、あたかも3・11などなかったかのように物事を動かしている」と書いていた。まさにその通りだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中