2024年 4月 26日 (金)

尖閣諸島14人「不法入国」だけ!?レンガ投げて公務執行妨害のはず

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   尖閣諸島に不法上陸した5人の香港反日運動活動家たちは、海上保安庁の巡視艇から降ろされるときもスローガンのようものを叫んでいた。連中の狙いはなんなのか。尖閣列島に上陸すればいくばくかの支援金が集まるのは想像できるが、本気で支援している中国国民はわずかだろう。

なぜか娯楽中心の香港テレビ局が同乗

   メインキャスターの小倉智昭「なぜ香港の反日団体がここまでやるのかわからない」

   笠井信輔アナ「注目すべきは、この反日団体の船に同乗していた香港・フェニックステレビの取材スタッフたちです。フェニックステレビは親中国といわれていますが、番組編成はバラエティーやドラマが中心で、ニュース番組は1日4時間前後です。そのスタッフが乗り込んでいました」

   石平・拓殖大学客員教授は「中国本土のテレビ局が乗り込んでいたら日中関係を大きく刺激することになる。そこで、ワンクッション置いて中国が影響力を持っているフェニックステレビを乗せたと思われる」とコメントしている。

日本に厳しいアメリカのマスメディア

   小倉「日本政府は早ければきょう(2012年8月17日)にも、逮捕された14人全員を香港に強制送還するとのことです。日本の領土が明確に犯されたのに、こんなことでいいのでしょうか」

   自民党政調会長・石波茂は「逮捕時、香港の船から海上保安庁の船に向かってレンガが投げつけられたと聞いている。これは明らかな公務執行妨害で犯罪。厳重に取り調べて日本の裁判にかけるべきだ」と厳罰を求めた。

   笠井「逮捕された14人のうち、海上で逮捕されたのが9人、上陸して逮捕されたのが5人です。不法入国だけなら即強制送還となりますが、他に犯罪の嫌疑がある場合には日本に捜査権があります」

   コメンテーターのショーン川上(経営コンサルタント)は、「アメリカのマスコミには日本に対する辛辣な記事が掲載されています。閣僚が靖国神社参拝に行ったり、竹島を一方的に国有化しようとしているなどで、すべて内向きのことしかしていないというのです。周辺国と真剣に向き合うという姿勢が見えないと書かれています」

   ピーコ(ファッション評論家・タレント)「日本の首相はコロコロと変わるので、思い通りのことをしてもたいしたことはないと考えられているのではないか。筋を通してきちんとした話ができる政治家がいないということが、弱腰外交の根っこにあると思う」

   ただ、国民や報道機関が「弱腰外交」と声高に叫ぶときは注意した方がいい。日中戦争・太平洋戦争の前がそうだった。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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