卓球・石川もスケート・浅田、安藤、高橋も「中国大会」出場危ない!

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   ウソのように反日デモが止まったという。北京のテレビ朝日・川崎浩司記者によると、おととい18日(2012年9月)は100か所であったのが、きのうは数か所、けさはなくなった。中国政府がデモ参加を控えるよう呼びかけを行なった結果で、川崎は「当局が本気になればデモはできないことが証明された」という。

   その代わりだろうか、日中国交40周年の記念イベントを含む、スポーツ・文化交流が相次いで中止になった。これも当局次第というわけだ。

当局から「安全の確保が困難」

   あす21日から北京で行なわれる卓球の世界選手権に出場する予定だった ロンドン五輪銀メダリスト石川佳純選手が、当局から「安全の確保が困難」といわれ出場を断念して帰国を決めた。11月に上海で行なわれるフィギュア・スケートのグランプリ・シリーズ中国杯も、「いまの状況では選手の派遣はできない」(橋本聖子・日本スケート連盟会長)として、浅田真央、安藤美姫、高橋大輔選手らが出場を見送る可能性が出てきた。

時間かかる
 

   ショパン国際コンクールで史上最年少の18歳で優勝した天才ピアニスト、ユンディ・リの日本公演も中止になった。あさってから16公演が予定されていたが、中国政府から訪日を見合わせろとの指導が入った。また、日中国交正常化40周年記念で、今月末に浅草と横浜・関内で予定されていた「昆劇・牡丹亭」の公演も延期となった。1600枚のチケットの払い戻しが行なわれている。

   神奈川の白鵬女子高校は11月に北京へ修学旅行の予定だったが、台湾に変更した。中国から帰った旅行添乗員も「普段はバスに掲げられる日本語の団体名も外していました。かなりキャンセルが出ていると聞いています」という。

   中国税関の貨物の取り扱いでも、通常は抜き取り検査だったものが全量検査になるなど、嫌がらせに近い行為が報告されてもいる。日本手袋工業組合は「商品が入ってくる時期が遅れる。冬物ですから影響がある」という。デモで大きな被害を受けたイオングループは、安全のため中国国内の全店舗とグループ企業の従業員家族の帰国を決めた。メインの店舗も閉めたままだ。

デモなくなっても不買運動や観光キャンセルの嫌がらせ

   こうした動きに、東京では「なんでそんなことになるのかがわからない。悲しいですね」「政治と芸術・スポーツは別でしょう。引きずらないでほしい」という声が並ぶ。過去にも不買運動や輸出規制で損害を被った例はある。2005年の小泉首相の靖国参拝では、不買運動で売り上げが5%減った。10年の漁船衝突では中国人観光客のキャンセルが相次ぎ、300億円の売り上げ減になった。

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   テレビ朝日ディレクターの玉川徹は「部品とか素材とか、日本品なしでは最終製品にならないものがある。これを知らせないといけないのではないでしょうか。金額の確保より、中国政府が『間違った』と気づくようにしなければならない」という。

   しかし、どうやら気づくことはないようだ。一見優しそうな笑顔の習近平・国家副主席が実は一番の強硬派なのだともいう。これが次の国家主席なのだから要注意である。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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