2024年 4月 30日 (火)

高度3万6000メートル成層圏から生身ダイブ!落下速度は音速

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サッカーのコートほどもあるパラシュート

    バウムガートナーさんはオーストリア人で、「BASEジャンパー」を自称する。BASEはビル、アンテナ、橋桁、自然の頭文字だそうで、要するにどこからでも飛び降りるという意味だ。99年にはジャンプの世界記録を樹立し、今回それを更新したことになる。3万6000メートルというと、旅客機の飛行高度の3倍の成層圏で、ほとんど宇宙といっていいらしい。

    今回記録は4つで、(1)人類初の音速超え(2)最高高度ダイビング(3)最高高度の有人気球飛行(4)最長時間のフリーフォール。(4)はパラシュートが開くまでの時間で、約5分だったという。

    そもそもの目的は、人間の体が音速(時速1000キロ)に耐えられるかどうか。彼の脈拍などを測って、今後の宇宙研究に役立てるのだという。とはいえ、普通に飛び降りたら死んでしまうから、宇宙服にさまざまな工夫がほどこされていた。また、落下速度を音速で食い止めるパラシュートは、材料は厚さ0.02ミリのポリエチレンフィルムだが、広げるとサッカーのコートくらいもある。重さは1.4トン。 開発・実験に3年をかけたものだという。

    小倉「宇宙飛行で帰還するとき、何かあっても使える技術になるのかな」

    田中「NASAも加わってます」

    小倉は納得したように「スポンサーもいるんですね」という。そういえば、画面の左下に、「(c)Red Bull Media House」とあった。あのおなじみの飲料だ。F1、 サーフィン、ジャンプ、カヤックなどのスポーツにお金を出している。

   中野信子(脳科学者・医学博士)「割とこういうの好きなので、やってみたい」

    田中「こういう方がいるので、レッドブルはさらに実験をかさねるそうです」

    小倉「いくらレッドブルを飲んでも、こんな所から飛び降りない」(笑い)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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