2024年 4月 29日 (月)

帰国から10年―蓮池薫さん「招待所に収容され在日朝鮮人を名乗らされた」

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「拉致問題解決→国交正常化→経済協力」というシナリオ

   国谷「今後、北朝鮮とはどう向き合えばいいのでしょうか」

   蓮池「北朝鮮は国際的ダメージを少なくするため、拉致被害者を少なく見せ、できるだけ日本に帰らせずに残しておきたいという考えがあるでしょう。一方で、北朝鮮は日本を必要としている。多少の経済支援などでは北朝鮮は動きません。交渉に当たっては、拉致問題を解決して国交正常化を図り経済協力をするという枠組みで取り組むしかないと思いますね。
   政府は、北朝鮮が動くような方針をしっかり立てたうえで、政権が代わってもその姿勢を貫いて、被害者の運命を取り引きの材料にしてはいけないと思います。北朝鮮との交渉に当たっては柔軟さが必要だが、命に関わる部分では絶対に妥協してほしくない」

   北朝鮮との交渉は福田内閣末期からストップしたままで、金正恩政権になってからようやく実務者協議が動き出した。拉致被害者を取り戻す最後で最大のチャンスかもしれない。

ナオジン

NHKクローズアップ現代(2012年10月15日放送「10年目の告白~蓮池薫さん『拉致』解決への思い~」

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