1万円で蕎麦畑、ゆず、梅のオーナー 栃木県茂木町が始めた遊休農地活用に応募2000人

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   曇り空から雨が落ち始めた栃木県茂木町の蕎麦畑から、「ピカピカ☆日本」コーナーのレポーター篠山輝信(俳優)が呼び掛ける。「茂木町は戦前から葉タバコの産地でしたが、タバコの消費が落ちて畑が遊休農地になっていました。そこで後作として蕎麦の畑に変わりました。茂木町はユニークなオーナー制度まで導入したんです。オーナーさ~んどこですかあ」と篠山が呼ぶと、畑の中から傘をさした5~6人のオジサンオバサンが顔を出した。

種まき、刈り取り、蕎麦打ち体験「自分の畑のを食べて最高だね」

   だれでも参加できる茂木町のオーナー制度は、50平方メートルの蕎麦畑を1年間1万円で貸し出し、種まき、刈り取りからそば打ちまで体験できる。「埼玉県に住んでいます。会社の同僚とグループでオーナーです」とオバサンは声を弾ませる。「もう12、3年前から毎年オーナーです。ここは空気も水もきれいで、朝霧で蕎麦の品質がいいし、自分の畑の蕎麦を食べる時はもう最高だね」とオジサンは自慢げに言う。

   篠山「畑の隣にある農村レストランは、地元の農家18人が出資して作られました。店員は農家のお母さん、蕎麦打ち職人も農家の人で、蕎麦を打つ技を磨くために、福島県会津で2年間修業したということで腕は確かです」

   さっそく手打ち蕎麦が振る舞われ、篠山は「うまいです」

普段は地元農家が管理して、収穫物はすべてお持ち帰り

   「茂木町のオーナー制度は蕎麦畑だけじゃありません」と篠山が説明する。

☆ゆずの木1本1万円(年間)―収穫期には約30キロのゆずが自分の物だ。

☆棚田100平方メートルで3万円(年間)―約30キロの玄米がとれる。

☆梅の木1本1万円(年間)―約20~30キロの梅が収穫できる。

   この誰でもオーナー制度は、土地や管理は地元の農家なので、収穫も含めて畑を手伝ってくれる。

   地元農家の五味渕さんは言う。「遊休農地解消のためだったオーナー制度が評判で、今は遊休地はなくなりました。いろいろな畑のオーナーさんは2000人以上になっています」

   なんだか楽しそうだ。

(磯G)

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