2018年 7月 21日 (土)

都知事選だれ出るの?名乗り上げず姑息な「後出しじゃんけん」作戦

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   東京都知事に誰がなるか。わずか1か月半の短期決戦というのに誰も名乗りを上げない。背景には「後出しジャンケン」有利の法則があるという。

猪瀬副知事、東国原、蓮舫、石原伸晃…名前あがれど本人否定

   「朝ズバッ!」が周囲が憶測する出馬候補として上げたのは、石原前都知事が推薦する副知事の猪瀬直樹、東国原英夫前宮崎県知事、連舫民主党議員、石原伸晃自民党前幹事長、石原宏高元衆院議員らだ。なかには「悪い冗談」としか思えない名前もあった。

   後出しジャンケンを決め込んでいるのか、猪瀬は「知事代行の職務に専念する」といい、東国原は「現時点では白紙」、連舫は「立候補しません」と言っている。先に出馬表明すると政策論争が先行し、つぶし合いが行われる可能性がある。それより立候補の顔ぶれを見てからの方が戦いやすいし、サプライズ効果もあって、鮮度なイメージのまま選挙に臨めるという計算なのだろう。

告示直前のサプライズ当選じゃ首都知事失格!

   ただ、「後出しジャンケン」が必ずしもプラスに働くとは限らない。コメンテーターの北川正恭(早大大学院教授)がこう指摘する。

「アメリカの大統領選は1年間かけて徹底的に政策などが洗われ、批評に耐えた人が選ばれる。日本人は鮮度とかムードとか後出しとか…。これは日本の政党が成長していない証拠だと思いますね。政党がしっかり人材をリクルートして育て、風雪に耐えたられるような仕組みにしないとまずいですよ、大東京都の知事なんですから」

   だらしのない既成政党に反発し、ベンチャー政党が乱立しているなかでこれは間に合わない。とくに無党派層の多い都知事選では、当面は政策論争を避け後出しジャンケンで出てきたサプライズ候補が有利なのかも…。

文   モンブラン
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