2024年 4月 29日 (月)

安倍チャン悲しいほどのこの軽さ「今は野党だから何言ってもいい。総理になったら言わないよ」

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公認返上!元候補者が呆れた「維新の会」デタラメ選挙区決定「じゃんけん」こそなかったが…

   さて、各誌の選挙予測が出揃った。「国民の生活が第一」代表の小沢一郎が嘉田由紀子滋賀県知事を担いで「日本未来の党」を作り、まだまだ不透明なところはあるが見てみよう。

   文春は前号だが、久保田正志政治システム研究所代表に予測をさせている。それによると、民主党86、自民党244、国民の生活が第一が16、みんなの党が21、維新が64だ。「週刊現代」は「『橋下―石原維新』がこの選挙区でこんなに勝つ」の中で、前回選挙で自民党が獲得した119議席と同じぐらいの議席を得る可能性があると読んでいる。

   「週刊朝日」は政治評論家の森田実と田崎史郎(時事通信解説委員)に予測させている。 森田は民主党93、自民党247、国民の生活が第一が19、みんなの党が23、維新が52。田崎は民主党110、自民党220、国民の生活が第一が10、みんなの党が30、維新が50である。

   今週号の文春で元小泉総理の秘書官・飯島勲が「激辛選挙予測」をしている。それによると、自民党230強、民主党120弱、維新が70、みんなの党が10、国民の生活が第一が9である。

   私も自民党が意外に苦戦する気がする。民主党は野田佳彦首相の自爆解散が功を奏して善戦するのではないか。日本未来の党は「脱原発」を今選挙最大の争点に持っていければいい戦いができるのではないか。

   注目の維新だが、新潮に維新の候補になったが降りてしまった東京都内の会社員・斎藤洋一郎(32)の話が載っている。彼は維新が10月17日から始めた候補者の第2次に応募した。締め切りは11月1日。書類を送ったのはギリギリの10月31日だった。

「書類選考通過の連絡を受けた斎藤氏が面接のために大阪に赴いたのは11月17日。維新のスタッフ2名による約30分の面接を受け、その4日後の21日、再び大阪を訪れた彼は早くも公認決定を告げられたのだ」(新潮)

   斎藤がこう語る。

「21日の最終面接ではさすがに橋下さんか石原さんに会うのかと思っていたのですが、違う人でしたね。驚いたのは、小選挙区の候補を4つ挙げられ『どこにするか決めてくれ』と言われたことです。僕の故郷の岐阜県は入っていなくて、静岡7区と静岡4区など。静岡7区を選んだのは、その中で比較的岐阜に近かったからです」

   その日に慌しく写真撮影や選挙に関する簡単な説明会が行われ、供託金300万円と広報費100万円の計400万円を党に振り込むよう記した用紙も配られた。知人が一人もいないところで活動を始めた彼に、翌日、維新から電話があり、「静岡7区ではなく4区にしてほしい」といってきたというのだ。彼は翌日辞退を申し出た。選挙戦が始まる前からこのていたらくでは、前途暗澹かもしれない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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