北朝鮮が核実験で狙った「米大統領一般教書演説」露骨なアメリカ敵視で存在アピール

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   世界中の警告をものともせず、北朝鮮は3回目の地下核実験を強行した。なぜ2月12日という日を選んだのか。「コリアレポート」編集長の辺真一氏は「13日にアメリカ・オバマ大統領の年頭教書が発表されるが、その時期を狙ったものと思われますね。北朝鮮はアメリカ敵視を隠さないようになってきています。そのための牽制でしょう」と話す。

ウラン型なら核兵器大量生産の能力

   共同通信前平壌支局長の磐村和哉氏がゲストで登場し、今回の実験の狙いをこう解説した。「3つの側面があります。1つは外交面での問題。次に核技術の側面。最後が国内統治の問題です」

連続実験の可能性

   司会の羽鳥慎一「米国が敵対的に出るなら、2次、3次の連続措置を取るとも語っていますが」

   磐村「3月11日から米韓軍事演習が始まります。また、7月27日には朝鮮戦争停戦60周年を迎えます。連続措置が行われるとすれば、このあたりが大きなヤマ場になるでしょう」

   北朝鮮の中央通信は核実験は小型化軽量化したものだと伝えていて、技術進歩を強調している。辺編集長は「今回の核実験がウラン型の核兵器によるものならば、北朝鮮はウランの埋蔵量が豊富です。今後、ウラン型核兵器の大量生産の可能性もあります」と語る。

もどかしい経済制裁―抜け道多く効果不明

   日本政府は新たな経済制裁措置を検討しているが、磐村は「2006年から日本は段階的に経済制裁を強めていますが、どれだけの効果があったのかは不明です」と、その効果に疑問符をつけた。だからといってやらないということにはならないわけだが、中国ルートなど抜け道が多すぎるのだ。

   コメンテーターの萩谷順(法政大学教授)は「経済制裁で大した効果がないとしても、軍事制裁まではまだ無理がある。それに、北朝鮮が唯一の対話相手としているのはアメリカです、日本は対話をする相手とは認めていない」と語った。弱い犬ほどよく吠えるとはいうけれど、吠えるだけじゃなく、咬みグセがあるから扱いにくい。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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