2018年 7月 22日 (日)

「0増5減」強行突破!急ぐ与党なぜ?何もしないと最高裁で「選挙無効」

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   巨大ボードの伏字を剥がしながら、司会のみのもんたが進める。「さて、0増5減。与野党の攻防がだんだん激化しています。与党は委員会できょう(2013年4月19日)にも強行採決の構えです」

   衆議院の1票の不平等を2票未満に抑える区割り法案で、野党は0増5減では違憲状態を脱することができない反対しているが、与党は参院で否決されても、衆院の3分の2の賛成で強行突破を決めている。

参院審議・否決、衆院3分の2可決を見越して強行審議入り

   もともと0増5減は、昨年(2012年)の党首討論で野田首相が衆議院の解散と引き替えに約束した案件だ。それから5か月で裁判所から違憲判決が16回も出た。そして、0増5減では再び違憲になる事もわかってきた。それでも与党が急ぐのはなぜか。

頭冷やせ

   「違憲・無効」判決が続いたのは高等裁判所で、各地の選挙管理委員会は最高裁の上告している。その判断が出るのが、早ければ秋だ。このときまでに国会が何もしなければ、今度は最高裁で「選挙無効」の判断が出る可能性がある。そうなったら選挙やり直しという議論も出てくるだろう。与党としてはその事態だけはどうしても避けたい。

   参院審議・否決、衆院での再可決を考えると、スケジュール的には衆院での審議入りは今週がギリギリというわけだ。

「定数是正・選挙制度改革」国会議員に任せるな

   野党側は伊吹文明衆議院議長に調停を依頼した。その席で伊吹は「無用の用というものもある。無駄な会話、無駄な酒を飲みかす事も大事でね」と禅問答だった。これを与良正男(毎日新聞論説委員)が解説した。

「信頼関係が必要だと議長が言っても、一方で強行採決と言う。しかも野党が欠席ですからね。これはいけないです。両方が頭冷やさないと。まず0増5減でいいとは誰も思ってない。でも、ここからスタートして同時並行的に議員削減を夜を徹してでもやるべきです。ほとんどの政党が議員を大幅に削減しろと言っているんだから」

   みのが声を荒げた。「やるべきでしょう。できるんだから、やろうと思えば。なぜやらないんだ、国会議員は。国民の世論が大きく動きますよ、ホントに」

   でも、待てよ。定数削減って本当に国民が言い出したのか? 民主党が消費税などの負担増に対して、「身を切る改革」なんて言い出したんじゃなかったっけ。もう、定数問題は国会議員に任せておいてはダメなんだってば。

磯G

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