2024年 4月 27日 (土)

ボストン爆弾と北朝鮮が関連!?金正恩がビンラディン?飛躍しすぎでしょ

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   ボストンマラソンの爆弾テロ犯の兄のタメルラン・ツァルナエフ(26)は警察との銃撃戦のすえ死亡、弟のジョハル・ツァルナエフ(19)は身柄を確保された。なぜテロ事件を起こしたのか。兄弟はロシア南部生まれのチェチェン人で、15歳で渡米した兄はアマチュアボクサーとしてリングに立ったこともある。通っていたボストン大の学内誌には次のようなコメントが載っていた。「ボクはアメリカ人の友人は一人もいない。彼らが理解できない」

   おととし(2011年)、過激なイスラム教徒という情報が伝えられたFBIが捜査したが、テロ活動にかかわっていないとしてマークしていなかった。

   弟は8歳で渡米し、地元の高校を経てマサチューセッツ大に通っていた。高校時代の同級生は「ジョハルはいいやつだ。誰ともトラブルを起こさなかったし、社交的で陽気だった。みなに尊敬されていた」と話す。弟は爆弾テロを実行した後も大学に通い講義を受けていた。

   兄弟の母親は「タメルランがイスラムに傾倒したのは5年前です。でも、私にジハード(聖戦)だとかを口にしたことはありません」という。捜査当局は2人が暮らしていた部屋を家宅捜索したが動機を示すメモなどは発見できなかった。

兄死亡で本当の動機わからず

   兄弟を爆弾テロに駆り立てたのは何だったのか。国際テロや組織犯罪について研究している公共政策調査会の川本志朗氏は、「アメリカにいるイスラム教徒は、イスラム教徒=テロリストという見方をされ、差別されることは一時ありました」という。

   キャスターのテリー伊藤は「兄貴に感化された弟が一緒になって犯罪を行なった。ここですよね。兄貴も生きたまま確保したかったですね」と話す。

   この常識的な見方に対し、コラムニストの勝谷誠彦は「非常に面白い化学変化が起きている」と前置きし、こんなコメントをした。「実は北朝鮮と若干の関わりが出てきている。(ミサイル発射の)非常に緊張した中で、(今回の事件と北朝鮮が関連していると)オバマ大統領が決め付けたら、オサマ・ビン・ラデンのときと同じようになる。で、北朝鮮は交渉のテーブルに着く動きになってきた。複雑な国際情勢のなかでは複雑に絡み合っているんです」

   ちょっと飛躍しすぎというか、穿ちすぎと言うか…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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