2018年 7月 20日 (金)

「おれホント死にたいよ」牧伸二が浅香光代に話してたシャレ?本音?

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   ウクレレ漫談の牧伸二さん(78)が亡くなった。きのう29日(2013年4月)午前0時すぎ、東京・多摩川の丸子橋から飛び込むのを通行人が目撃し、通報を受けた警察官が岸に引き上げたが、搬送された病院で死亡が確認された。状況から自殺と見られるが、遺書などはなく理由は不明だ。

上野の演芸場に出演したあと行方わからず

   牧の自宅は丸子橋の近くだが、前日の28日は午後1時半に上野の演芸場に出演したあと、浅草の演芸場に移動して、外出したまま出演時間になっても姿を見せなかった。橋から飛び込むまでの10時間近くの行動はわかっていない。家族も「びっくりするだけで…。おかしなことはなかった」(次女の真理子さん)と話す。

お笑いの裏側

   丸子橋は東京大田区と川崎市を結ぶ。水面まで15メートルもあり、橋の手すりも1メートル以上ある。脳出血の後遺症で杖をついていた牧は、不自由な体でその手すりを乗り越えていた。水深は2メートルしかなかったが、引き上げられた時にはすでに意識がなかった。

   突然の訃報に芸人仲間もびっくりしている。浅香光代は「去年の11月か12月、『おれホント死にたいよ』『なんでー』『いやー』って話したんです。しゃれで誰でもいうじゃない。だからね、そうなのかなぁって」という。ケーシー高峰は「シャイでナイーブな人でねぇ、うーん、ため息ばっかりだ」

   牧は東京目黒の生まれ。23歳のときに牧野周一に弟子入りして、師匠のサジェスチョンでだれもやらないウクレレを手に「あーあ、やん なっちゃった」で大ヒットした。ラジオ、テレビで司会も務めるなど人気者となった。2002年に脳出血で倒れたが、懸命のリハビリの末、後遺症は残ったが舞台に復帰していた。

自分のことをギャグにできていれば…

   28日午後、浅草で一緒にいた漫談家の牧田博さんは「楽屋で話してたが、全くいつもと同じでしたよ。弟子に『オレちょっと喫茶店に行くから』といって出たが、 時間になっても現れないので、弟子が探したがどこへいってもいなかった」。この「喫茶店に行く」はいつものことで、だれも気にしなかったという。

   また、上野ではくじらの店「捕鯨船」の店長が牧に声をかけていた。「なんで死ぬまで歌の通りなの。あーあ、やんなっちゃったと、そんなバカな…」

   司会の羽鳥慎一「直前まで普通だったようですが、死ぬまでの足取りがわからない」

   舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「病気のこととかあったのかなあ」

   宮田佳代子(フリーキャスター)「牧さんの『やんなっちゃった』は不思議な力がありましたよね。ご自身のことは笑いにできなかったのかなと」

   舘野「起承転結が見事だった。努力で積上げてきた」

   舞の海秀平(スポーツキャスター)「笑いを与えてくれる人がこういう終わり方は残念ですね」

   羽鳥「クリエイティブなものの裏側というのが、もしかしてあるのかもしれま せんね」

   秘密は知らない方がいいのかもしれない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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